メドレー日記 Ⅱ

by 笠羽晴夫 映画、音楽、美術、本などの個人メドレーです

W杯2006ドイツ・ベスト16(2)

2006-06-26 22:41:57 | サッカー
イングランド対エクアドル 1-0
ニュースでしか見ていない。エクアドルは相手のミスによる好機をものにできなかったらしい。イングランドは苦労したが、ベッカムのFK一発、ペナルティエリア左外、もっともねらいやすい地点から、巻いてニアサイド下にカーブして落下。やはり飛び道具は強い。
 
ポルトガル対オランダ 1-0
500年前の大航海時代を背景とした戦争を思わせる。2人ずつ4人の退場者、16枚のカード。
前半23分、中央右のスローインからデコ、クリスチャーノ・ロナルド、デコ、中央のパウレタに入り、落としたボールを上がってきたマニシェが右に2人次々とかわしてシュート。
全部が見事。
 
このときのロナルドは大分前に右ももをけられ、今にも交代かと様子見のところであったが3人に囲まれながらよくデコにパスした。そのあとも、戦術的なパスをなんと左軸足の後から右足を回して前にパスという芸(ラボーナというらしい)を見せてくれた。そのあとすぐに代わったが、この若者たくましくなったものである。
 
この試合はレフェリングの失敗だろう。前半もっと言葉だけの警告をうまく使い、両チームを落ち着かすべきであった。
一点先にとったポルトガルの執念と我慢がオランダを上回ったということだろう。フィーゴも昔の名前でないことを示した。
 
準々決勝はイングランドとポルトガル、デコとコスチーニョがレッドなのと、ロナルドの打撲の状態が心配だが、イングランドもルーニーの1トップは必ずしも機能していなかったという。予想はしがたい。
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