今月から新年度になった絵本読み聞かせ、年少組(1歳)はすべて初めての出会い、年中組(2歳)の多くは前年度からのなじみ。年長組(3歳~)は発育がいろいろ。
使った絵本は以下のとおり
年少
だるまさんが(かがくい ひろし)
くっついた(三浦太郎)
ととけっこう よが あけた(こばやし えみこ/ましま せつこ)
年中
だるまさんが
ととけっこう よが あけた
ぞうくんのさんぽ(なかの ひろたか)
年長
ぞうくんのさんぽ
かおかおどんなかお(柳原良平)
どろんこハリー(ジーン・シオン マーガレット・ブロイ・グレアム わたなべ しげお訳)
5年目になるとほぼ同じ月に同じものが使うことが多い。特に年少、年中はその段階の最初ということから、わかりやすくておもしろいという観点で選ぶけれども、なかなか難しい。
「だるまさんが」はもう超定番だけれど、これまで使うのは年少にとどめていて、年中だとやさしすぎるかなと思っていたが、このところ人気のある絵本は子供たちにとってもうよく知ってはいても、いやそれだから多分予想もつくし、おもしろがりやすくそれが楽しいのでは、と思い始めたので、今回は年中にも入れてみた。
年少組では発育度合でちがうけれど、わかる子は初めてでも喜んでいて、この絵本の威力を感じる。
年中組では驚いた。もうみんなよく知っていることは予想したが、進行にしたがって、だるまさんがつぎのページになるところでたおれたり、つぶれたり、のびてしまったり、おならをしたり、というところ、ページをめくったとたんおおきなジェスチャー入りでさけんでくれる。まあ楽しそうである。
これは想像するに、自分たちで楽しさを再度呼びおこすのと、こちら読み手にサービスで反応する(無意識だろうが)のと、両方だろう。
小学校以上のちょっと大人の絵本にも通じる感じとはちがう絵本の力、それはこういうことをやってみてわかるのかもしれない。
だるまさんシリーズ3冊はたいへんなベストセラーだが、作者のかがくいひろし(1955-2009)は美術教師活動のあと50歳くらいから絵本を発表しはじめ評価を高めていったが数年後に亡くなってしまった。でもこれから生まれてくる子たちに、おおきな喜び、楽しみを与え続けるにちがいない。
使った絵本は以下のとおり
年少
だるまさんが(かがくい ひろし)
くっついた(三浦太郎)
ととけっこう よが あけた(こばやし えみこ/ましま せつこ)
年中
だるまさんが
ととけっこう よが あけた
ぞうくんのさんぽ(なかの ひろたか)
年長
ぞうくんのさんぽ
かおかおどんなかお(柳原良平)
どろんこハリー(ジーン・シオン マーガレット・ブロイ・グレアム わたなべ しげお訳)
5年目になるとほぼ同じ月に同じものが使うことが多い。特に年少、年中はその段階の最初ということから、わかりやすくておもしろいという観点で選ぶけれども、なかなか難しい。
「だるまさんが」はもう超定番だけれど、これまで使うのは年少にとどめていて、年中だとやさしすぎるかなと思っていたが、このところ人気のある絵本は子供たちにとってもうよく知ってはいても、いやそれだから多分予想もつくし、おもしろがりやすくそれが楽しいのでは、と思い始めたので、今回は年中にも入れてみた。
年少組では発育度合でちがうけれど、わかる子は初めてでも喜んでいて、この絵本の威力を感じる。
年中組では驚いた。もうみんなよく知っていることは予想したが、進行にしたがって、だるまさんがつぎのページになるところでたおれたり、つぶれたり、のびてしまったり、おならをしたり、というところ、ページをめくったとたんおおきなジェスチャー入りでさけんでくれる。まあ楽しそうである。
これは想像するに、自分たちで楽しさを再度呼びおこすのと、こちら読み手にサービスで反応する(無意識だろうが)のと、両方だろう。
小学校以上のちょっと大人の絵本にも通じる感じとはちがう絵本の力、それはこういうことをやってみてわかるのかもしれない。
だるまさんシリーズ3冊はたいへんなベストセラーだが、作者のかがくいひろし(1955-2009)は美術教師活動のあと50歳くらいから絵本を発表しはじめ評価を高めていったが数年後に亡くなってしまった。でもこれから生まれてくる子たちに、おおきな喜び、楽しみを与え続けるにちがいない。