王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

G8議長総括と小泉総理

2006-07-18 09:55:56 | 政治
G8の議長総括・各国首脳の地政学的リスクに関する発言 (ロイター) - goo ニュース

17日サンクトペテルブルグでのG8が終了 直前のイスラエルの暴走については巧みにぼかしプーチンによる議長総括が発表された
日本にとっては「北の核・ミサイル発射・拉致」の問題を言及させる事になり満足だろう

以下は共同の抜粋:主要国首脳会議(サンクトペテルブルク・G8サミット)の議長総括と会議後などに記者会見に臨んだ各国首脳の地政学的リスクに関する言及は以下の通り。

●議長総括

・北朝鮮:7月5日の弾道ミサイル発射を非難する国連安保理決議の支持を表明。北朝鮮に対し、ミサイル発射のモラトリアムに関する既存の約束を再確認するよう求める。これらのミサイル発射は、北朝鮮の核兵器計画への強い懸念を強めるもので、全ての核兵器および既存の核計画を放棄するよう求める。また、北朝鮮は、すみやかにかつ無条件で6カ国協議に復帰し、2005年9月の共同声明を誠実に履行するために協力することを求める。さらに拉致問題の早期解決を含め、国際社会の他の安全保障および人道上の懸念に対応するよう求める。

・中東・イラン:緊張の急激な高まりに関して声明を採択。国連が中心的な役割を果たし、政治的および外交的解決方法が優先されなければならない。国連のミッションを支持。イランの核計画問題について、6月にイランに提示された提案を支持。この問題を安保理に戻すとの決定を支持し、イランに対し提案に前向きに対応するとの正しい決定を行うよう求める。 抜粋終わり

G8も起こりは73年石油ショック以降急変する世界環境に官僚化する外交関係に飽き足らぬ仏のミッテラン大統領の呼びかけで世界の指導者が差しで話し合い解決の方策を探ろうといった趣旨のはず
今目の前にある危機である「イスラエル対ヒズボラ」の熱戦に話し合いと言及が無ければサミットの意義は薄い

爺の言いたい事は別にある
小泉総理は先月末訪米プレスリー邸で彼の眼鏡を掛け英語で歌を披露 今月サミット前にはイスラエル・ヨルダンを歴訪 パレスチナ地区も視察した?であろうにカフィーヤを被ったり駱駝に乗ってはしゃいだりイスラエル首相に「中東和平に自制を求める」と提言した(オルメルト首相には冷笑されたらしいが)さらにサミットではブッシュを舞台に招きダンスを踊ったとか

爺の老妻でさえ「小泉さん はしゃぎ過ぎでない」と見切った
そうだよ そうなんだよ 先月中から今月に掛けて北のミサイル発射 世界規模の関心から言えば中東の紛争 この様な時に現役の「日本の内閣総理大臣」が任期を2ヶ月も残し「事実上の引退興行」をして歩くのは醜悪の限りであるし職務不心得の極みである

このはしゃぎ振りからすると8月15日靖国参拝も無きにしもあらず しっかりと任期満了まで心を澄まし任務に精勤し後継者に課題をつけ回ししないように望む
コメント (10)
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