王様の耳はロバの耳

横浜在住の偏屈爺が世の出来事、時折の事件、日々の話、読書や映画等に感想をもらし心の憂さを晴らす場所です

又 3歳児 虐待死

2006-07-30 08:54:59 | 社会
3歳死なせた両親逮捕、十分な食事与えず1年…福島 (読売新聞) - goo ニュース

畠山彩香ちゃんも虐待死の様なものだが、つい6日頭から熱湯をかけられて死んだ優奈ちゃんへの思いが消えない内に又3歳児の虐待死が起きた
昨晩のTVでは近所の方の話で「母親がしかる声と普通でない泣き声がー」「兄姉の小学生も背負うランドセルが重たげによろよろとー」と画像を流していた

読売新聞によれば:
福島県警捜査1課などは28日、3歳の三男に十分な食事を与えず死亡させたとして、同県泉崎村北平山、無職白髭(しらひげ)功(40)、妻の和歌子(33)の両容疑者を保護責任者遺棄致死の疑いで逮捕した。
 調べによると、両容疑者は約1年前から、三男の広(ひろむ)ちゃんに十分な食事を与えず、今年5月に低栄養と肺炎で死亡させた疑い。

 県警によると、両容疑者が5月28日、白河市の病院に運んできた時、広ちゃんはすでに死亡していた。体重は7・9キロで、生後6か月の乳児程度だった。
引用終わり

可哀想に 広(ひろし)ちゃんは3歳児の半分ほどの大きさと言うから生まれたときから十分に食べさせて貰えなかったのであろう 体にはあざや暴行の跡が有った様だ 長男は2歳の時父親の暴行で親権剥奪され親族が面倒を見ていて長女は3ヶ月の時に死亡 次男と次女の小学生は慢性空腹でランドセルを背負うのも辛くふらふらしていた様である そして三男の広ちゃんは栄養失調で体力が落ち簡単に肺炎にかかって死亡したのであろう 可哀想に 可哀想に

後はお決まりの児童相談所の関係者の話
今回は姉が虐待されているとの情報は00年10月には掴んでおり04年10月には広ちゃんについても何分の情報を得ていたらしい お姉ちゃんの就学に際しても05年1月から関係者は虐待の有無を定期的に検討してきたと

しかし何も具体的な手は差し伸べられなかった
本当に可哀想な話である
相談所の所長は責任を感じると頭を下げていた 
印象として国や県の児童相談所とか幼稚園・小学校の教職員が親による虐待に積極的に関わろうとする気が無い事が伺われる

児童虐待防止は国民のセーフティネットの大事な部分と思うが民間の篤志家やNPOの協力を得て官の組織に改革の風穴を開けないと駄目なのであろう

方針が決まれば金の無い国では無い 少子化担当大臣の管掌する予算は1兆円である 万一予算が足りなければ予備費から出せばよかろう 金の問題なら私に電話を入れてと宣言する大臣か金持ちは居ないものなのか 総裁候補の1人でも良いから総理直轄児童相談センターを作るとか言わないか 感動する!

子供の命を守る為に歳出増があっても国民は文句なんか言わない
今の政府の米軍に対するサービスは過剰であるが子供に対するサービスはもどかしいく位行き届かない 
 
謹んで広ちゃんの霊に哀悼の意を捧げます            合掌



 
コメント
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