先週の18日に夢の扉+で放映された「リハビリ革命、麻痺した足が動き出す!奇跡の足こぎ車いす」を見逃された方のために、ご紹介したいと思います。
前回にも「エアロバイクとの違い?」で述べた意外に。この足こぎ車いすが普通の車いすと何処がどう違うのかなどの素朴な疑問に、もう一度考えてみる事にしました。
それは、脊髄の歩行中枢だけでなく、人間が生まれ持っている新生児反射の原始歩行で、赤ちゃんが足を交互に自然に動かしたり、手で握り締めたり、指を口で吸ったりするのも、その反射運動なのです。
この脊髄の反射が麻痺した足を動かし、足こぎ車いすが新生児反射の運動を蘇らせる道具の役割を果たしているのではないかと考えられる。
全国300万人の脳血管障害患者の皆さんにとって、一つのリハビリの方法として、一歩でも前進されることを願っています。