RADWIMPS（野田洋次郎氏）が作詞・作曲した「棒人間」は、あるＴＶドラマの主題歌だったのです。
１００年以上も生きていたフランケンシュタインの男が、人間の日々の暮らしに憧れ、ある日素敵な女性に
出逢い恋をするというコミィカルな LOVE ストーリーでした。
この棒人間の歌詞を読んでいたら、主人公のフランケンシュタインの苦悩や夢が、私には違った角度から
捉えた人生を背負わされた社会の冷ややかな視線や差別を小さい頃から身を持って経験した者からすると
棒人間が他人事のようには思えず、この曲を聞けば聞くほど複雑な心境になります。
そういう事を実体験した者でないと、分からない事かもしれませんね。
今は障害者センターのプールで自分の姿を晒すことに何の抵抗もありませんが、一般の施設のプールで
泳ぐとなると、相当な勇気が必要だったのです。
弟の子供の幼稚園のお遊戯会をお袋と私が応援に行った昔の話ですが、目の前に私が居るのに友達が近くに
居る成果、知らない振りをされたのを今でも覚えています。
普通はそんなことをする子ではないのに、友達に何やかんや聞かれるのが嫌で、咄嗟に防御本能と言うか、
そう言う行動を取ったと思われ、子供は幼くても敏感に察知し理解していることに驚いた。
僕もいつの日にか、本当の（健常者）になれるんじゃないかなんて、そんな夢を見ていました。
♪ 棒人間/RADWIMPS「フランケンシュタインの恋」主題歌 covered by 黒木佑樹
８月５日に米津玄師がリリースする5ｔｈアルバム「STRAY SHEEP」に野田洋次郎とのコラボ楽曲の、
「PLACEBO＋野田洋次郎」が収録されている。これが楽しみです。！！
