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ガンバレ!小沢一郎

2010-01-17 21:58:09 | Weblog
 ガンバレ!ゴン中山

 ついにゴンちゃんがキックオフ2010イベントで札幌に登場しました。背番号は9。今年は行けるぞ!




 ガンバレ!小沢一郎               

 昨日の民主党大会での小沢一郎の演説は見ごたえがありました。

 小沢一郎VS東京地検特捜部の闘いは、2009.5.13の当ブログで「小沢一郎の屈服」と題して私見を述べました。その後、党代表を辞任、幹事長だった鳩山が代表になり、総選挙で民主党が圧勝、政権交代、マスコミに言わせると小沢は幹事長で党内における影響力が過去最大化していると言われています。
 
 昨日の演説で小沢は、最も肝心なこと、「自分の金」と言いながら、その出所を明らかにしていません。裏献金も、自由党解党に伴う政党助成金の残りも、親からの遺産も、もらった後は、自分の金です。

 もうひとつ、小沢は、顔で損しています。どう見てもあの顔は利権顔なのです。清潔で誠実な人なのかも知れませんが、裏舞台に強そうで、普通に話をしても恫喝されたように感じることでしょう。笑いも不自然な作り笑いに見えます。

 一方、もともと何を目的に政治家をやっているのかわからない鳩山首相は、小沢に「がんばって下さい」とあくまで他人事のようなコメントをしています。

 ひとり、菅直人は我関せずで、漁夫の利をねらっています。

 さて、問題は岡っ引きの検察です。検察は、法律に基づいて粛々と法に反するような行動を摘発するのが本来の仕事と言っています。しかし、VS小沢への対応は、極めて政治的なタイミングで動いています。前回は、総選挙前、今回は、民主党大会と国会開会前です。

 検察も官僚組織のひとつですので、民主党の掲げる脱官僚政治に危機感を持っているのでしょうか。検察庁長官人事などがからんできます。

 国民が民主主義の手続きを経て選択した民主党という政権を認知しないという検察の持つ正義観、その正義の正当性の根拠はどこから来るものなのでしょうか。この問題については、あまりにも政治的な検察の動きからは、法律を根拠にとは言えないでしょう。ひとつ考えられるのは、米国の意向でしょうか。

 田中角栄がロッキード事件で失脚したのは、ベトナム沖油田開発で米国メジャー資本の意向を無視して、国産エネルギー開発に走ったためと言われています。普天間基地、インド洋沖撤収などで米国の逆鱗に触れたのでしょうか。

 マスコミの劣化もひどい。検察からのリーク情報を垂れ流し状態です。足で稼いだ情報が全く流れて来ません。

 今後の展開は面白くなるでしょう。しかし、検察がやっている小沢を表舞台から遠ざけることは、最も危険な道です。小沢の師匠であった田中角栄が闇将軍と言われたのと同じことをするでしょう。

 最後までガンバレ!小沢一郎。この国の中に正義が何処にも無いことを暴露してほしい。

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