10数年愛用していたランナーズウォッチが壊れてしまったので、ヨドバシカメラで購入した、SEIKO SUPER RUNNERSを昨日から使用する。
たかが、時計なのですが、これから私と共に、何万kmも一緒に走ると思うと、速く腕になじんでほしいと思う。
『アングラ機関説 闇の表現者列伝』(平岡正明著 マガジンファイブ社 2007年刊)
懐かしい「アングラ」という言葉、平岡正明という名前もご無沙汰。さすがは、札幌アテネ書房。読む前から、大方の中身は想像がつくが、買ってしまう。
60年代末から70年代にかけての平岡の評論を集めていて、取り上げられている対象は、シネマ編では、足立正生、若松孝二、大島渚、文芸編では、団鬼六、沼正三、澁澤龍彦、演劇編では、管孝行、寺山修司、唐十郎、佐藤信・・・と、一時代を形成したアングラの旗手が並ぶ。
平岡の評論では、「アングラは革命的」が乱発される。確かに当時の既成の文化に対してのアンチテーゼだったのだろうが、それを政治的革命と同一次元で賞賛していることに違和を覚える。
当時は、雑誌『現代の眼』などで随分わくわくして読んでいたことを思い出すが。
メッセージ性が強く、パワーを感じる勢いのある時代だったことは、その端っこにいた私も同感するが、現在から見れば、何が革命的だったのだろうかと言わざるを得ない。
彼らの末路は、80年代に入って、サブカル文化に掠め取られ、長くやっていれば、それなりの「文化人」の扱いに。唐も、佐藤信も、ビートたけしや小室等のそうだ。
若松孝二が、『実録・連合赤軍』を撮っている。少し期待している。夏の公開だそうだ。
たかが、時計なのですが、これから私と共に、何万kmも一緒に走ると思うと、速く腕になじんでほしいと思う。
『アングラ機関説 闇の表現者列伝』(平岡正明著 マガジンファイブ社 2007年刊)
懐かしい「アングラ」という言葉、平岡正明という名前もご無沙汰。さすがは、札幌アテネ書房。読む前から、大方の中身は想像がつくが、買ってしまう。
60年代末から70年代にかけての平岡の評論を集めていて、取り上げられている対象は、シネマ編では、足立正生、若松孝二、大島渚、文芸編では、団鬼六、沼正三、澁澤龍彦、演劇編では、管孝行、寺山修司、唐十郎、佐藤信・・・と、一時代を形成したアングラの旗手が並ぶ。
平岡の評論では、「アングラは革命的」が乱発される。確かに当時の既成の文化に対してのアンチテーゼだったのだろうが、それを政治的革命と同一次元で賞賛していることに違和を覚える。
当時は、雑誌『現代の眼』などで随分わくわくして読んでいたことを思い出すが。
メッセージ性が強く、パワーを感じる勢いのある時代だったことは、その端っこにいた私も同感するが、現在から見れば、何が革命的だったのだろうかと言わざるを得ない。
彼らの末路は、80年代に入って、サブカル文化に掠め取られ、長くやっていれば、それなりの「文化人」の扱いに。唐も、佐藤信も、ビートたけしや小室等のそうだ。
若松孝二が、『実録・連合赤軍』を撮っている。少し期待している。夏の公開だそうだ。
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