晴走雨読

晴耕雨読ではないが、晴れたらランニング、雨が降れば読書、きままな毎日

『カラスの常識』

2014-06-03 19:50:20 | Weblog

 京都伏見稲荷大社名物、稲荷煎餅きつねちゃん。縁起物なのでしょうが、まるでデスマスクのようです。食べるとサクサクしていて甘さ控えめで美味でした。

 

 『カラスの常識』(柴田佳秀著 寺子屋新書 子どもの未来社 2007年刊)

 夕方、マンションの屋上に集結したカラスの大群を見ると、地震か雷雨か、天変地異の前兆かと思ったりする。毎年ランニングの途中で必ずカラスの急降下襲撃を受ける場所がある。私を覚えているのだろうか。

 また先日は走っている直前を、死んでいると思われるぐったりとしたカラスをくわえた大きなカラスが横切って行った。その後仲間たちが大騒ぎ。私にとってはあまり相性の良くない動物である。おそらく多くの人にとっても。

 本書は、そのカラスについての疑問に丁寧に答えてくれる。発行が2007年と少し古いが紀伊国屋書店札幌店では山積みにして販売キャンペーン中であった。1500冊が売れたと書いてある。その通りで興味を引き付けながら一気に読ませる好著。

 本書でひも解かれる私たちの代表的な疑問を示す。

 カラスは、黄色が嫌い?黄色いネットは有効か?

 凶暴で人を襲う?

 どこで死んでいるのか?死体を見たことが無い。

 ごみの収集日を知っている?

 光るものが苦手?CDをぶら下げるのは有効か?

 何でも食べる雑食?マヨネーズが好き?

 人を覚えていて恨みを持つの?

 カラスが来るとその家に死人が出る?カラスは不幸の知らせ?

 鳴き方に意味があるの?

 頭がいい?線路や道路の物を置く。

 昔と比べて、私たちの周りにスズメがいなくなったように感じる反面、カラスは増えているのでは。そして、海岸に棲んでいるはずのカモメが札幌中心部で見られるようになった。

 


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