季節限定のお菓子につい手が出てしまいます。身体に取り込んだエネルギーは、走り込んで消費しようと思っています。そうしないと体の中に貯金が貯まってしまいます。
北区の事件、直感的にですが、内部または関係者によるものではないかと思います。報道できないことがきっとあるのでしょう。
『教育の力』(苫野一徳著 講談社現代新書 2014年刊)ノオト その2
第二章 学びの個別化
「学ぶ力」としての学力を、どうすれば、できるだけすべての子どもたちに十分育んでいくことができるのか。三つのキーワード、①「学びの個別化」(第二章)、②「学びの協同化(共同的な学び)(第三章)、③「学びのプロジェクト化(プロジェクト型の学び)」(第四章)を軸に論じる。(P72)
子どもたちを皆同じ場所に集め、決められた進度にしたがって一斉に授業を行うという、その動機も意義も失いはじめている。(P78)「落ちこぼれ、吹きこぼし」問題がつきまとう、先生の指導力や生徒と先生の相性にも依存する(P76)一律的な一斉授業から、それぞれの子どもの特性に合った「学びの個別化」への転換が求められている。(P75)
著者が具体的に示す方法は、①反転授業と言われるが、あらかじめ家においてタブレット端末で短い授業動画を見て、学校ではその内容について協同学習を行う。(P91)②一人ひとりの生徒が教師と共に学習の年間計画および1か月ごとの計画を立て、年度初めおよび月はじめにコンサルテーションの時間を設け、それぞれの個別の学習計画を設定する。(P94)
第三章 学びの協同化(協同的な学び)
「協同的な学び」とは、教師による一斉授業ではなく、児童・生徒同士の「学び合い」を通して深めていくという方法である。(P106)
具体的な例として紹介されているのは、佐藤学氏が主唱している「学びの共同体」。それは、①グループは、男女混合の4人が好ましい。②グループ学習を導入するのは、「学びの個別化」を「協同化」する時や「背伸びとジャンプ」の機会である。③おしゃべりが続くなど学びが成立しなくなった直前で終えるべき。④教師は、「学び合い」に参加できない生徒に対するケアなどをポイントとする。(P109)
西川純氏が主唱している「学び合い」の考え方は、①「学校は、多様な人とおりあいをつけて自らの課題を達成する経験を通して、その有効性を実感し、より多くの人が同僚であることを学ぶ場」であるという学校観。②「子どもたちは有能である」という子ども観。③「教師の仕事は、目標の設定、評価、環境の整備で、学習は子どもに任せるべきだ」という授業観である。(P114)
第四章 学びのプロジェクト化(プロジェクト型の学び)
プロジェクト型の学びでは、子どもたちは学び方を学びつつ、自ら思考し課題を探求・解決していく経験を積んでいく。(P122)
ジョン・デューイの理論は、子どもたちの、発見したい、物をつくりたい、表現したい、コミュニケーションしたい、という欲求を、最大限活かした教育である。(P123)