山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

御嶽 新ルート開拓のつもりが

2013年03月30日 | 山スキー!H25

 御嶽山を後にするイシハラさんとガオロさん。 今日はテレ―マークトリオでした。

今日は岐阜テレマーククラブのガオロさんとイシハラさんとで山に行ってきました。
場所は、御嶽山
ここは毎年参戦している「王滝SDA 120km」の拠点でもあります。通い慣れた王滝までの道のりを前日夜発で向かいます。22:30到着
勝山からは3.5時間で到着です。
王滝村に到着し、ビールを到達し集合場所の濁川の付近の駐車場に到着。ここで独り宴会をして、30分後みんなが到着。テントの中で宴会を始め就寝。
朝、5:30出発です。濁川の堰堤群工事用の林道へ向け進みますが入って直ぐにゲートが南京錠で閉ざされており、ザックにスキー、ブーツを付け、ここから歩きます。
 
 テント内での宴会で盛り上がります・・・。                 濁川林道はゲートが固く閉ざされてました。

 
 河原を進みます。 ここには昔、濁川温泉が有って、1984年の長野県西部地震で山体の大崩壊があり、消滅したところです。

懐かしい光景が見えてきます。地形図には載ってませんが、濁川の右岸には立派な林道が有り、ここを歩くと・・・王滝SDAで人気の御嶽山撮影ポイントの濁川の橋を渡り、左岸に延びる荒廃した林道を歩きます。
が、雪は所々見えてますが、シール登高できそうな様相は全く感じられません。そのまま登り詰め、1500m地点の赤川、白川の間の尾根に取り付きますが、全く雪が無く、荷物を下ろして尾根を登るが、熊笹の激藪です。とりあえず行ってみようということで行きますが徐々に笹は薄くなるけど行けども行けども雪は斑状・・・
ここで撤退とする。9:00
朝まで靄で姿が見えなかった御嶽山も漸く姿を現し、ちょっと感動。帰りは山菜を採りながらトボトボ帰るのでした。
 
 取り付いた赤川、白川の間の尾根               また違うルートで御嶽山に登るぞぉ~!

御嶽山に行きたかったけど、新しいルートを開拓するにはこういった事もあるもんだなと・・・。誰かが新しいルートを発見して、それに追従して皆が楽しめる昨今のインターネットをはじめとする情報化社会。こういった事も大事なんだと実感。誰かが紹介したルートを行ってみるのではなく、自ら考えたコースを行ってみるパイオニア的精神を持つ気持ちが大事だと実感しました。

山だけでなく色々楽しい話をしながら3人で木曾檜産地に延びる林道をスキー担いで歩いて登ってきました。


濁川温泉について・・・(濁河温泉とは違うよ)
御嶽山南麓を流れる木曽川水系王滝川支流の濁川に、明治初期に開かれた一軒宿温泉だった。交通のアクセスは非常に悪く、林道を車で約1時間、さらに徒歩で谷底へ降りて20分ほど歩く必要があった。昭和後期でも電気が通じておらず、照明はランプに頼っていたが、それゆえ「秘湯中の秘湯」として温泉マニアを魅了したという。
1984年9月14日長野県西部地震により伝上川上流の御岳山8合目付近から山体崩壊が発生(「御嶽崩れ」)、土石流が伝上川から濁川へ流れ込み、押し寄せた大量の土砂は当時の経営者一家4人もろとも温泉施設を飲み込み、濁川温泉は深さ50mの土中に埋没して消滅した。
コメント (8)
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