今日はF山岳会のO橋さんと鮎っち、ネーちゃんの4人で山スキーに出かけました。
白山マニアの鮎っち、今日は何処に行こうかと協議し、例の場所(イロイロ有って言えません。)に行く事に。(ちなみに白山系の山ではないです)
その例の場所に車を停めて準備をしようかと佇んでいると、一人の男性(とある関係者)がボク達の車に近づいてくる。
「ここから山に登るんか?」といった感じで訊いてきたので、そのいかった目から危ない雰囲気を察知し、「いいえ。此処からではないです」と小心者の返答をしました。「最近此処に車を停めて山に登る奴が多く、レッカー移動も視野に入れて今検討中なんやで」と言われました。
ボク達の車の中には山の道具が満載され、「来やがったか」といった風情だ。
結局、その言葉を無視して行くと何をされるか分からなかったので、その場を去り車を走らせました。
仕方ない。今日はあの山に行けない事になった・・・でも・・・ボク達が持っているのは今日入る予定の山の「地形図」のみ!!
周辺の地形図は持っておらず、過去に何度か行った「野谷荘司山」を目指す事になり一路白川郷へ向かいました。
こういった時に地図の表示される携帯GPSが有るとイイんだろうけど・・・そんな便利な読図しなくてもよいモノなど誰一人持っている筈も無く、記憶と五感、六感を働かせて簡単な所に登ろうか!?という運びになりました。
地形図を携帯しない山登り。普通こんな事をしてはいけないのは分かっているけど、折角来たのだしと思い、雪降る中ラッセルして登りました。
こんな経験・・・以前平湯でも経験したけど、あの時は命の危険(故意に除雪車両で攻撃され谷に車ごと落とされるかと思いました)すら感じた。でも今回は未然に危機を回避できたのだろうから良しとするべきなのか。でも何でそんな事になるのかちょっと解せない感じでもありました。
スキーを外しラッセルしてトラバース!視界が無いので気持ち悪いです 敗退決定です!残念。
久しぶりの野谷荘司山!地形図が無いので無難なコースの鶴平新道の尾根に取り付きます。先行者のトレールを辿り登ります。途中追い抜き尾根を忠実に辿り高度を稼ぐが、天気は徐々に悪化の様相を呈し標高1350mくらいから吹雪となります。視界も悪くなり、視程が3~40m程に。でも樹林の間隔を目安に登るが、1500m位から森林限界っていうか、木々は無くなり全くの真っ白な斜面となる。でも立ち止りながら視野が時々恢復するのを見計らい進む方向を見て登る。クラスト面に新雪が30センチ程積もり山は再びリセットしたという嬉しい気持ちも有るが、滑りやすい斜面に不安を感じつつ、地形図の無い状態で登るこのスタイルに不安を覚える。後続のパーティーは撤退を決めたらしい。でもボク達は登りつづける。この状態で遭難したら凄く叩かれるだろうなと思いつつも足は頂上方向へ進んでいる。しかし、1630m付近で吹雪そして視界不良で起伏のギャップも分からなくなり撤退を決定する。
シールを剥がし、逃げるように下りはじめるが、トレールは雪で消え、その面影を探すように方向を頼りに、尾根の向こう側に落ちないよう慎重に滑り下りる。心地よい滑りではないが、安堵のつける地に戻れる期待をふくらまし滑り、やっと樹林帯に入り昼食とする。この後は方向感覚や起伏の感覚も正常に戻り、漸く快適に重いパウダーを堪能出来た。車のところまで快適に楽しく滑り下りる事が出来た。
視界が効かず、ギャップも分からずストレスの溜まる滑りが・・・・
いつものやうにラーメンです。 そんなこんな状態だったけど、4月のパウダーを頂きました。
今日は、当初予定していた山に登る事が出来ずとても残念だったし、野谷荘司の山頂に至る事も出来ず、とても消化不良の山行となりました。まぁこんな事も有るんだと諦める事も大事だなと思いました。
白山マニアの鮎っち、今日は何処に行こうかと協議し、例の場所(イロイロ有って言えません。)に行く事に。(ちなみに白山系の山ではないです)
その例の場所に車を停めて準備をしようかと佇んでいると、一人の男性(とある関係者)がボク達の車に近づいてくる。
「ここから山に登るんか?」といった感じで訊いてきたので、そのいかった目から危ない雰囲気を察知し、「いいえ。此処からではないです」と小心者の返答をしました。「最近此処に車を停めて山に登る奴が多く、レッカー移動も視野に入れて今検討中なんやで」と言われました。
ボク達の車の中には山の道具が満載され、「来やがったか」といった風情だ。
結局、その言葉を無視して行くと何をされるか分からなかったので、その場を去り車を走らせました。
仕方ない。今日はあの山に行けない事になった・・・でも・・・ボク達が持っているのは今日入る予定の山の「地形図」のみ!!
周辺の地形図は持っておらず、過去に何度か行った「野谷荘司山」を目指す事になり一路白川郷へ向かいました。
こういった時に地図の表示される携帯GPSが有るとイイんだろうけど・・・そんな便利な読図しなくてもよいモノなど誰一人持っている筈も無く、記憶と五感、六感を働かせて簡単な所に登ろうか!?という運びになりました。
地形図を携帯しない山登り。普通こんな事をしてはいけないのは分かっているけど、折角来たのだしと思い、雪降る中ラッセルして登りました。
こんな経験・・・以前平湯でも経験したけど、あの時は命の危険(故意に除雪車両で攻撃され谷に車ごと落とされるかと思いました)すら感じた。でも今回は未然に危機を回避できたのだろうから良しとするべきなのか。でも何でそんな事になるのかちょっと解せない感じでもありました。
スキーを外しラッセルしてトラバース!視界が無いので気持ち悪いです 敗退決定です!残念。
久しぶりの野谷荘司山!地形図が無いので無難なコースの鶴平新道の尾根に取り付きます。先行者のトレールを辿り登ります。途中追い抜き尾根を忠実に辿り高度を稼ぐが、天気は徐々に悪化の様相を呈し標高1350mくらいから吹雪となります。視界も悪くなり、視程が3~40m程に。でも樹林の間隔を目安に登るが、1500m位から森林限界っていうか、木々は無くなり全くの真っ白な斜面となる。でも立ち止りながら視野が時々恢復するのを見計らい進む方向を見て登る。クラスト面に新雪が30センチ程積もり山は再びリセットしたという嬉しい気持ちも有るが、滑りやすい斜面に不安を感じつつ、地形図の無い状態で登るこのスタイルに不安を覚える。後続のパーティーは撤退を決めたらしい。でもボク達は登りつづける。この状態で遭難したら凄く叩かれるだろうなと思いつつも足は頂上方向へ進んでいる。しかし、1630m付近で吹雪そして視界不良で起伏のギャップも分からなくなり撤退を決定する。
シールを剥がし、逃げるように下りはじめるが、トレールは雪で消え、その面影を探すように方向を頼りに、尾根の向こう側に落ちないよう慎重に滑り下りる。心地よい滑りではないが、安堵のつける地に戻れる期待をふくらまし滑り、やっと樹林帯に入り昼食とする。この後は方向感覚や起伏の感覚も正常に戻り、漸く快適に重いパウダーを堪能出来た。車のところまで快適に楽しく滑り下りる事が出来た。
視界が効かず、ギャップも分からずストレスの溜まる滑りが・・・・
いつものやうにラーメンです。 そんなこんな状態だったけど、4月のパウダーを頂きました。
今日は、当初予定していた山に登る事が出来ずとても残念だったし、野谷荘司の山頂に至る事も出来ず、とても消化不良の山行となりました。まぁこんな事も有るんだと諦める事も大事だなと思いました。
それでもお仲間と一緒だから・・・の山行ですよね。^^
朝一がそれだと、そんな一日になってしまうの、何となく分かります。
同じ山へ入るのでも、心持ちが違うと心から楽しめない。。。
分かります。
そんな時もありますよね。
アッチも譲れない部分なのでしょうから(笑)
仕方ないですね。^^;
そうですねぇ~。やってイイだろう。いや、やっちゃいけない事かなと思いつつ、インターネットの弊害がここにあるのかなとも・・・。
いきなり凹んでしまいモチベーションが下がりましたが、それなりに楽しんできました。