山ヤのゲンゴロウ

山登りと自転車、ログハウスなど趣味にいつて

銚子ヶ峰でパウダー満喫

2012年04月07日 | 山スキー!H24

 山頂にて記念撮影!!後ろの尖った山は「願教寺山」です

今日は以前から行きたかった銚子ヶ峰に行ってきました。
夏は登山道で別山へと縦走したことあるけど、石徹白周辺の山はここがまだでした。
先週、石徹白の役場に電話して石徹白大杉線の除雪の状態を訊いたとき、除雪は終わったとの事だったので、車にMTBを載せて自宅を出発です。
朝4:30に出発ですが、自宅周辺は雪が降り雪が積もっている。パウダー滑れるなと嬉しい反面、林道の雪の状態が気になる。少し寝坊したのでぶっ飛ばし、6:30石徹白を出発。もちろん林道は雪が積もっており、いきなりMTBを押しながら歩く。15~20センチ程積もっており、帰りは気温も上がり雪が緩むだろうから、雪の上を乗るぞーと思いつつ、2km程頑張る。でも段々と雪が深くなりMTBをデポすることに。
ここからは残り5km程雪の中を黙々と歩く。美濃禅定道の入口に8:25着。以前、よも太郎山~願教寺山を滑ったときはここまで車で入れたのだが、今日はここまで歩いてきた事にちょっぴり嬉しくなる。
 
 MTBをデポすることにしました。            美濃禅定道の入口の状況。除雪した後に結構積もったみたい

このまま母御石谷の右岸尾根に取りつくためにそのまま歩く。積雪により林道はその面影を無くし、大滝のところのちょっといやらしいトラバースを過ぎ、右岸尾根に取りつく。疎林の中を快適にラッセル!雪の深さは脛程度。独りなのでマイペースです。
この時期にしては中々の吹雪。視界も良くなく地形図で現在地を確認しながら登る。冬山は読図が楽しいです。1417m地点を過ぎ進むこと1600mからは雪屁が良く発達し木々の無い白一色の尾根を歩くには気持ち悪い。視界が晴れるまで暫し待ったりしながら登り、母御石(雪に埋まって見れませんでした)を過ぎると、強風に洗われた新雪の積もっていないカリカリ尾根を登り、11:15「銚子ヶ峰」に到着。
 
 標高約1400mから山頂方向を見上げる                真っ白な尾根。視界はあんまし良くないです。でも山頂まであとチョイ

 
 野伏ヶ岳方向を見下ろす。山頂は見えませんでした。             滑り降りる方向。こんな時期にパウダー滑れるなんてネ

雪風は強いものの時折視界が晴れた瞬間、願教寺山が見えた。野伏ヶ岳は見えなかった。寒いので山頂で昼食を摂らずそのまま滑り降りることに。風雪に煽られたトレールは消えており、その面影を探しつつ、ちょっと迷ったけど、パウダーを満喫しながら登りのコースを滑り降りた。
 
 奥が、神鳩の宮避難小屋の尾根               ← より滑るなら今日の母御石谷の右岸尾根の方が良さげです。

林道を滑り降りると、美濃禅定道の入口の四阿に到着。ここで偶然YAMADAさん3人パーティーに遭遇!(一泊二日で神鳩の宮避難小屋で泊り、願教寺山、薙刀山等を周回し石徹白に下りるとの事です)良い時間になったので皆で昼食です。別れた後は林道を滑ったり歩いたりしながら、デポしたMTBのもとに至り、MTBに跨り強引に雪道をMTBで走るのでした。そうして13:25に林道入り口、白山中宮神社(石徹白集落)に到着しました。
続々と登山者が帰ってきて、本日の野伏ヶ岳は雪に阻まれ山頂に至れず下山したと言ってました。そして、彼らからはボクにとっては普通のスタイルだけど、山スキーの格好に自転車の姿を好奇な目で見られました。
今日の山行、本当は笠羽谷を滑る予定だったけど、この天候、雪の状態で断念しました。今度来るときは谷を滑ってみたい!
ヤッパシ、白山系の山はイイなぁと実感しました。
コメント (4)
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