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屋根雪下ろしをしながら一服。山にはだいぶ雪が積もっただろうね。雪があまり積もらないところに住む山ヤさんは豪雪を歓迎するけど、そこに生活する人にとってこの豪雪は厄介者。(ログハウスは勝手に雪が落ちてくれるけど、瓦屋根は雪下ろししないとダメです)
昨日は地下室でビンディングを取り付けて、地上に立つと物凄く雪が降っていて、その量も凄い事に。年末からの積雪量は北側の屋根でゆうに1mを越えています。と言う事で今日は屋根雪下ろしとなりました。毎年2~3回は屋根に登って雪下ろしをする豪雪地帯に住むボクにとって、自分の家は仕方ないけど他から依頼が有れば小遣い稼ぎの良いチャンス。この時期、ほぼ毎日雪と戯れています。午前中に母屋、土蔵、車庫の雪下ろしが終わったのでビール飲んで再び地下室に籠り作業です。
新しい板のシールカットとリーシュ作成です。
このシールは100ユーロ(約1万円)でした。これはK2のシールで板のトップ・テールの2ヶ所の穴に引っかけてクリップする専用のシールです。今まで色んなシールを使ってきて、最近は性能の良いアセンション(ブラックダイアモンド)に落ち着きましたが、K2ってどんなのかなと興味本位で購入しました。でも糊面にプリントされた文字を見ると[POWERD BY POMOCA]と記載されている。K2のシールはポモカ製なのです。(モヘアがブレンドされています)過去にポモカのシール使った事有るんだけど、低温化では生地が凍って糊の接着も弱くなるなど、あまり良い印象がありません。でもこれは10数年前の話。性能が向上した事を祈って使う事にします。モンタナもイマイチだったけど…
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新しく、ゴミ一つ付いていないシールはイイね。 新しいポモカの性能は如何に!?
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スキーの形状に沿って切り出し。トリムツールもイマイチ… エッヂ部分を出して切り出し 氷化したトラヴァースの事を考えると出した方が良いのかな!?
とりあえず、シールを板に貼り切り出す事にします。トリムツールが付属されていたけど実際使ってみるとヤッパシ使いづらかったので、いつものカッターで切りだす事にします。初めはエッヂに沿って切り出し板の形状そのままの形状のシールを切り出し、最後は一旦剥がして両サイドのエッジ部分を約1㎜づつ出して切り出します。ポイントは掃除機できちんと毛を吸い取ることぐらいです。
次はリーシュの製作。取り付けられていたスキーブレーキは軽量化や、ヒールのビンディングを軽く回転させる為に取り外したので作りました。ボクとしては、スキーブレーキのみの板は新雪の中で外れると探すのに苦労する事はもちろん、結局探し出す事が出来ず下山できないといったリスクがあるのです。(実際に同行するメンバーの板を探すのに小一時間かかった事が有ります)でも新しいダイナフィットのビンディングには細引きを通す穴が無いのでΦ1㎜のSUS製のワイヤーで作り、レッグループは市販のジルブレッタのものを使いました。(今まで使った中でジルブレッタのリーシュが一番使いやすいと思ってます)
こうして漸く山で滑れる状態の板になりました。ヤッタネ!!
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1㎜径のワイヤーをダブルでアルミスリーブに通します。 スリーブを圧着します。スッポ抜けないように確実に!
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ワイヤーを電線用熱収縮スリーブに通しライターで炙るとキッチリ締まって良い仕上がりとなりました。 爪先のビンディングに通し出来上がり!
もうひとつ、ダイナフィットのビンディングでは爪先を入れるのに難儀しているのを良く見かけますが、このリーシュを手で引き寄せながら爪先を合わせる事が出来るのでボクは気に行っています。
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ジルブレッタのレッグループに通しました。我ながら良い仕事でした!