ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

逃げる中高年、欲望のない若者たち

2010-12-07 00:52:47 | 本と雑誌

表題に惹かれて買った本である。著書は、村上龍さん。
帯にも<村上龍の挑発エッセイ>とあるが、そのとおり。
なかなか厳しい指摘が多い。
逃げる中高年としては、耳が痛い。

目次

01 草食系と肉食系というごまかし
02 無関心とバカと無知
03 サイゼリヤの誘惑
04 レゲトンとサルサ
05 23歳なんて若くない
06 超人のような老人たち
07 普天間を巡る思考放棄
08 悪役はもう生きていけない
09 怒らない若者たち
10 犬との散歩でサバイバル
11 寂しい勝ち組
12 善戦すれば負けてもいいのか
13 スペインサッカーと参議院選挙
14 涙の数だけ強くなれる?
15 逃げ切りの中高年、犠牲になる若者たち
16 枯れゆく欲望
+1 21世紀のビートルズ    

逃げる中高年、欲望のない若者たち

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東西/南北考―いくつもの日本へ

2010-12-06 06:51:41 | 本と雑誌

柳田民俗学の「ひとつの日本」を「いくつもの日本」を際立たせることにより、乗り越えようとする意欲的な本。
少し力が入りすぎの文章であるのが、少し懐かしい感じ。

目次

第1章 箕作りのムラから
第2章 一国民俗学を越えて
第3章 東と西を掘る
第4章 地域のはじまり
第5章 穢れの民族史
第6章 東北学、南北の地平へ

東西/南北考―いくつもの日本へ (岩波新書)

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昭和のエートス

2010-12-05 21:09:01 | 本と雑誌

また内田樹さんを読む。
昭和を単に懐かしむだけではない。
現代の危うさを読み解く鍵がありそうだ。

目次

第1章 昭和のエートス
 私的昭和人論
 貧乏で何か問題でも?
 喧嘩の効用
 団塊の世代からの発言
 負け方を習得する
 北京オリンピックが失うもの
 反時代的考察―森銑三『明治人物閑話』解説
 白川先生から学んだニ、三のことがら
 日本人の社会と心理を知るための古典二〇冊
第2章 国を憂うということ
 改憲派に訊きたい二つのこと
 憲法を改正しないことがもたらす利益
 悲しみと恥の予感の中で
 なぜ私たちは労働するのか
 善意の格差論のもたらす害について
 市場原理から教育を守るために
 父の子育て
 学校なんて放っておけ
 神戸女学院大学の生態学的地位
 惰性の手柄
第3章 情況への常識的発言
 記号的な殺人と喪の儀礼について
 死者とのコミュニケーション
 日本属国論
 まず日本語を!
 「てれび語法」の寒々しさ
 貧困層から効率的に収穫するビジネスモデル
 「モンスター親」は存在しない
 彼らがそれを学ばなければならない理由
 著作権についての原理的な問い
 情報と情報化
 頭を冷やすことの大切さ
第4章 老いの効用、成熟の流儀
 アジア的宗教性
 隠居の愉しみ
 お金と幸せ
 ブログという表現方法
 たいせつな本
 同時代人へのオマージュ―伊丹十三、手塚治虫、長谷川町子
 無人島レコード
 ペット・サウンズの思い出
 アルジェリアの影―アルベール・カミュと歴史

昭和のエートス

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日本人でも知らない!?外国人の大疑問―日本語・異文化のギャップで笑えるコミックエッセイ

2010-12-01 06:58:53 | 本と雑誌

マンガで外国人留学生の日本語に対する疑問を紹介する。
1コマが大きいので、情報が少ない感じがある。
とは言え、興味深い。

目次

第1章 この日本語が言いたかったんです!
第2章 日本語の大疑問
第3章 漢字、大好き!
第4章 よく似た言葉の大疑問
第5章 「熱い日本語」がほしいの…
第6章 ニッポンの大疑問
第7章 日本文化の大疑問―茶道体験
第8章 私はこうして日本語をマスターしました
第9章 日本にあったら、いいなあ~

日本人でも知らない!?外国人の大疑問―日本語・異文化のギャップで笑えるコミックエッセイ

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