格差問題が話題になることにより、市場主義に対し否定的な意見も強くなってきている。大竹文雄先生は、「市場経済にはメリットがある。」ということを分かりやすく、数値を使って説明をする。
私自身は良く理解できないところが多かったが、分かりやすいのではないだろうか。
身近な例を引いての説明であり、興味深い。
ただ、労働問題を競争という視点で見ると一人ひとりの人間を見ないことにもなりそうである。バランスが難しい気がした。
目次
Ⅰ 競争嫌いの日本人
Ⅱ 公平だと感じるのはどんな時ですか?
Ⅲ 働きやすさを考える