ふとっちょパパの気ままな日記

読書履歴を中心に日々の記録を書きます

明治維新で変わらなかった日本の核心

2018-04-20 09:41:54 | 本と雑誌


猪瀬直樹さんと磯田道史さんの対談。
日本の社会を知るための良書。
江戸時代の賛美ということではなく、日本社会がなぜこうなっているかを考えるヒントを与えてくれる。

目次

はじめに―連綿と深層を流れてきた「核心」がいまも色濃く影響を及ぼしている(猪瀬直樹)
第1章 日本の組織原理と権威構造の源泉―古代をたずねる
第2章 「新しい公」の再編成―鎌倉、室町、戦国のダイナミズム
第3章 江戸武家社会の組織と個人―サラリーマン根性の始まり
第4章 二六〇年の泰平を維持した社会システム―「転封」や「ジャンケン国家」の智恵
第5章 江戸に花咲いた近代的経済―進んだ経済政策と百姓たちの企業家精神
対談後に付け加えるひと言(猪瀬直樹)
おわりに―「通史的思考」をなさねば変化のなかを生きてゆけない(磯田道史)

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