佐々淳行さんが2018年10月10日に亡くなられて、7カ月が経つ。
日本のスパイ天国は有名だが、手がちゃんと打たれていないように思う。
こんな世界があることを知らなければならない。
「私を通りすぎたスパイたち」を文庫化するにあたり、改題したものである。
目次
はじめに 私とスパイたちとの関わりを書く
第1章 父弘雄とスパイゾルゲはいかに関係したか
第2章 スパイ・キャッチャーだった私
第3章 日本の外事警察を創る
第4章 彼は二重スパイだったのか?
第5章 ハニー・トラップの実際
第6章 私を通りすぎた「スパイ本」たち
おわりに 一九六三年の危惧