表題に惹かれて買った本。
面白みを感じる本と思うほど、ふとっちょパパが東京の人間にはなれていない。
著者の大石 始さんはフリーランスのライターとのこと。
東京の人には興味深い本なのだろうか。
目次
1 東京の山―杣保の地に息づくもの
高度経済成長期に消えた「七ツ石の博打」(奥多摩町留浦)
東京のマチュピチュ、峰集落の暮らし(奥多摩町峰谷地区)
奥多摩の民話と三匹獅子舞(奥多摩町氷川・境)
2 東京の川―水と信仰の地
東京イーストサイドに棲む蛇神の伝説(葛飾区高砂)
水神を祀る「渡し場の水神講」(江戸川区東小松川)
浅草神社の神紋に描かれた三つの網が意味するもの(江戸川区東葛西)
3 東京の海―現代に生きる海の民
いのちを賛美する漁師町の歌(大田区羽田)
生と死の境界線上で踊る「佃島の盆踊」(中央区佃)
4 東京の島―最果ての地に生きるということ
新島に生きる神唄集団「ヤカミ衆」(伊豆諸島・新島村)
絶海の孤島、青ヶ島の「還住」(伊豆諸島・青ヶ島村)