馬医者修行日記

サラブレッド生産地の大動物獣医師の日々

アブ対策 アブキャップ

2017-07-31 | 馬内科学

今年はアブが出てくるのが遅かったが、けっきょく例年どおりにやってきた。

診療室にも馬と一緒に入ってくる。

ハエよりドン臭くて、殺虫剤で退治するのは簡単だが、

馬にまとわり付いて、馬も落ち着かなくなる。

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きのうは、そとで跛行診断や神経ブロックをする症例もあったのが、落ち着いてやっていられない。

疝痛の馬も来たのだが、曳き運動しているとアブにたかられるので早々に厩舎へ入れて様子を観た。

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こういうのも市販されている。

アブキャップ。

発熱体に寄ってくるアブの習性を利用しているらしい。

けっこうな値段だが、試してみたいな。

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そういうと、相棒にはアブは寄ってこない。

夏でもセーター着てるから熱が洩れてないからか?

それが毛皮を脱がない理由か?