午前中から痛くて、一度落ち着いたがまたかなり痛い、とのこと。
胃液が20リットルも回収できたそうだ。
PCV53%と著増、乳酸値も高い。
開腹しなければ胃破裂するか、状態はもっと悪化するだろう。
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開腹したら、空腸上部に食塊が詰まっていた。
乾いたビートパルプ? 砂が付いた草の根っこ? あるいは・・・・・なんだかわからなかったが、もみほぐして盲腸へと送り込むことができた。
空腸のその部分は、ほとんど変色もないが、少し白くくびれた輪があった。
次の日、私は休みだったが、何の問題もなく飲水を始め、hand feedingを始め、退院していった。
あわてて、よく噛まないで飲み込むからさ。
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翌々日、実習生達には、「小腸の生存性の評価方法について」講義しておいた。
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子どもの頃、年末に母が家のガスコンロで正月用の鯛を焼いたことがあった。
今は電子レンジで10分あまりで焼ける。便利な時代になったものだ。
魚?さばけるよ。だって馬のはらわた修理できるんだからね。