こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

水槽壁面の藻を一掃

2014年03月12日 | アクアリウム

 水槽で「水草」の育成を良くしようと「CO2」や「液体肥料」を投入しているとどうしても「コケ」が生えてしまいます。まぁ、このアクアリウムでは「コケ」と呼ばれていますが、実際は「藻」なんですよね。そうじゃないと「ウィローモス」だって「コケ」ですし。なので「こなここブログ」ではこの水槽の壁面に生える「コケ」は「藻」と言います。

 「藻」を除去するのは「拭き取る」のが標準ですが、水槽の壁面を拭き取るのは色々と水草や生体を入れていると難しく、水も全交換するような感じでないとならなくなってしまいます。「コケ除去剤」なる物もありますが、「薬品」ですので「エビ」には良くないですし、「ウィローモス」にも影響があるので使えません。そうなると、一般的なのが「コケ取り生体」を導入する事になり、壁面の「茶コケ」や藻を食べて貰うのです。当然「生体」なので、勝手に水槽の壁面についた藻を食すので掃除をしなくても済みます。中でも代表的なのが「カノコ貝の仲間」でよく使われるのは「石巻貝」ですね。

 ウチも「石巻貝」を入れていたのですが、一時期水槽の水質が安定せず全滅してしまいました。当然壁面の藻を食べてくれる者はおらず、水槽の中が横からだと見難くなってしまいました。

 そこで「カノコ貝の仲間」を再導入する事にし、「石巻貝」では面白みも無く、体が小さいので除去能力が低いので他のにしてみる事にし、選んだのは「アマフネ貝」

 「アマフネ」は別名「淡水アワビ」とも呼ばれる貝で、カノコ貝の仲間にしては「フタ」が無いので確かに「アワビ」のような感じです。ただ殻は地味で平坦です。大きさは最大で4cmほどになり、この手の貝としては大型になりますが、その大柄な体ですから、コケ取り能力はとても高いのです、ただ飼育適用水質は「中性~弱アルカリ」とウチの「酸性」な水質では厳しいかもしれませんが導入してみました。今回は5匹購入。

 導入して5日経ちますが、特に問題無く「藻」で壁面が緑っぽくなっていたのが、たった一晩でほぼ水槽の壁面の藻が無くなりとてもクリアーな視界が確保できちゃいました。ホント「アマフネ」が通った後は藻が無く、何処を通ったか解るほど。期待以上の藻除去能力です。

 ただ問題があり、アレだけの藻を一晩で食べてしまうほど。つまり「藻」を食べているのですから「壁面に藻」が無ければ「食糧不足」になってしまう訳ですよ。なので今度は「藻」が生えやすいような状況でフネアマに食料を提供しなければならないのです。がこういうときに限って藻が出ないんですよね…。

 それでは、本日の登場人物は「アクアリウム」と言うことでこの方。「日本昔話」的な伝承で、助けたシャチが女房となる「鯱女房伝説」を参考として、その 「鯱女房」の子孫が、自分はそうだと知らず生活していたけど実はその末裔。上半身は「人間」で下半身が「シャチ」つまり、「人魚」の「魚部分」が「シャ チ」になっているワケです。そんな一族の末裔で、「神戸弁」らしき言葉で話す「逆又 幸」さん。水槽の藻が気になった「幸」さん。「フネアマ」を導入してみると見る見るうちに藻がなくっていきますよ~。ちなみに背景が「フネアマ」と導入時の水槽壁面です。藻で緑になっていますが、右側は移動した後なので藻がありません。

2014_03_12

コメント (2)
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