BMWのモーターサイクルはどうもバッテリーが弱いんですよね。冬になると「始動」させるときに「クランキング」の回りが弱くなりがちで、1年経ったバッテリーですと、ホントに弱々しく、気温が2℃以下になると今にも止まりそうな状態になってしまうのです。私の「K1200S」こと「ファル」さんには「ナポレックス Fizz VTメータークロック ブラック Fizz-890」なる「簡易電圧計」がついた「電波時計・温度計」を付けており、始動時に11Vを下回るコトも。こうなるとクランキングは停止寸前。ヘタすると回らないんじゃない?と思えてしまうほどなのです。しかも現在は「MFバッテリー」なので、いつバッテリーがダメになるか?が解りづらい状態ですし、乗ろうと思ってクランキングができなかった日にはどうしようかと思いますからね。
そんなワケで「バッテリー充電器」を購入してみました。今回購入したのは評判が良い「OPTIMATE4」です。
「12V/2~50Ah」のバッテリーに対応し、充電方式は「フロート方式」と、「満充電になると電圧はかかっているが電流は0の状態にしバッテリーの負担を最小限」にする方法で、繋ぎっぱなしでも大丈夫かつ、満充電の状態を保てる方式なのです。さらに「サルフェージョン溶解機能」もあるので「バッテリーが上がってしまった」時も回復充電をさせる事ができるのです。バッテリーの診断能力も備えており、充電中も30分毎にチェックしながら充電をしてくれますので、安心です。しかも「充電電流」は「通常0.8A」の低電流でゆっくり充電しますから、バッテリーへの負担が軽いのも良いですね。ただ低電流充電なので時間はかかってしまいますが。
付属品も便利な物があり、この「オプティメイト4」は「モーターサイクル用」としての位置づけなので付属されている「ワニ口クリップ」も小型になっているのは使いやすいです。しかも「コネクタケーブル」がついており、コレによってバッテリーを車体に付けたままコネクタに接続するだけで簡単に充電ができてしまいますよ。本体は「IP64等級」と簡易生活防水ですから多少雨に降られても安全に使う事ができ、コネクタも「フタ」がありますから、つけっぱなしでも大丈夫。
実際に使ってみましょう。「K1200S」は「タンクのハンドル側」に「バッテリー」が収納されており、「トルクス2本」を「バッテリーカバー」から外せば簡単にアクセスできてしまいます。そしたらバッテリーの端子にワニ口クリップを「赤」の「+」側を接続してから「黒」の「-」を接続して「オプティメイト」のプラグをコンセントに差し込みます。「LED」が全て点灯・点滅して診断が開始されます。この時点でサルフェージョンが無ければ「通常充電」が開始され、「サルフェージョン」があれば「回復充電」がされます。「通常充電」が開始され「電圧」が「14.3V」に達すると「充電確認」へ移行します。ココからは30分間充電確認がされ、診断によって、再度充電をしたりを最大48時間繰り返します。48時間後の時点で「TEST」の「緑ランプ」が点灯しなければそのバッテリーはお亡くなりになったと判断できます。まぁ大抵はその48時間以内に「TEST」の「緑ランプ」が点灯すれば大丈夫なのですがね。なお48時間以降は30分充電、30分休止、診断、を繰り返す「メンテナンスモード」へ移行するのです。このように「過充電」をしないので繋ぎっぱなし状態でも良いワケですよ。
とりあえず、危うくなってきたら繋いでおけばOKなのです。
それでは、本日の登場人物は私が所持するモーターサイクル「BMW K1200S」の話題でしたのでこの方、「天元界 気象制御管理省 第三惑星管理室 東亜支局 気象精霊」で階級は「第三階位第二級」、精霊の種類として は「風の上等精霊」。「天空の精霊」を意味する「カエラム」を称号に持つ「ファルティシア。カエラム・マーティンス」さん。大きな気象制御が終わり、ファルさん疲れてお眠むなのです。ちなみに背景が「オプティメイト4」を使って充電中なのです。