こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

江戸城ってどんなのだったの?

2014年03月02日 | 博物館・科学館

 上野と言えば私にとっては「かはく」なのですが、今日は上野にある代表的な「博物館」である「トーハク」こと「東京国立博物館」へ行ってきました。それと言うのも私の父が「江戸文化」に興味があり、「東洋館」に新たに出来た「TNM&TOPPAN ミュージアムシアター」で今日までですが「よみがえる江戸城 -本丸御殿・松の廊下から天守閣へ-」を見に行く事になったのです。

 上野へは年間10回近く行っていますがそれは「かはく」へ行くためでして、「トーハク」は多分ですが、今回で3回目じゃないでしょうかね。基本的に「科学」が好きなので「考古学」や「芸術・美術」はあまり興味が無いんですよ。そうなると「トーハク」はあまり行かない。それに「石像」や「陶器」「掛け軸」などの「工芸・美術品」は1回見れば十分って感じもありますし。

 さて「ミュージアムシアター」ですが、コレは「かはく」の「シアター36○」と違い、「有料」でして「高校生以上 500円」ですが、「入館料」とのセットである「総合文化展セット券 1,000円」と「100円引き」になるのです。そして「券売所」も「入り口」の逆サイになりチケットを購入した後反対側の入り口まで向かわないとならないのは面倒ですね。ただしコレは現在改修工事をしていますので、今後改善されるのではないでしょうか?そうそう、「ミュージアムシアター」は「当日予約制」で、現在「よみがえる江戸城」のほか「興福寺 国宝 阿修羅像」も上映されており、これらは「タイムスケジュール」によって「上映時間」が異なるので行かれる前に上映時間を確認しておくことをおススメします。なお、「鑑賞料」は「1本につき」ですので、「よみがえる江戸城」と「阿修羅像」を見たいとなると合計「1,500円」になり、上映時間は「各番組約40分」。

 「ミュージアムシアター」は入って左、「高床式倉庫」のような「東洋館」の「B1階」の少し奥に位置しており、入場待ちの為でしょう、エントランスホールがありますのでそこで待つ事ができます。「上映開始時間」が近づいても「館内アナウンス」はされませんので、「展示に見とれて上映時間に遅れた」なんて事が無いようにご注意ください。

 「シアター内」に入ってみますとホントに「100名程度が収容できるミニシアター」のようで、結構こじんまりとしており、スクリーンも7mあるかないかくらい。シート配置は「階段状」ですが、1段の高さはさほどありませんし「シート自体の大きさ」や「質」も標準的な「ミニシアター」と同じ位でしょうね。

 上映が始まると「ナビゲーター」さんが登場。シアター内の案内と上映内容、注意事項が説明され、暗くなってから上映開始。画質は「VR技術」により少し立体的に見え、「4Kプロジェクター」で投影しているのでしょうか。かなり解像度は高くぼやけた感じがありません。コントラストも良く見やすい映像ですね。驚く事に「上映」なのですが「ナビゲーター」さんが直に話す「生解説」方式なんですよ。こういった「映像物」で「生解説」は「プラネタリウム」以外では見ませんよ。さらに「江戸城」を「上空から見た」場面や「内部の案内」の時に「ナビゲーター」さんを良く見ると「ゲーム機」の「コントローラー」のような物を持っているのです。コレは上映後気になって聞いたのですが「ナビゲーター」さん自身が動かしているそうなのです。解説しながら自分で動かす方法には感心させられました。ちなみに「コントローラー」は「ロジクール」の「ワイヤレスゲームパッド」でしたよ。コレの「アナログスティック」で進行方向や速度を調整しているのです。

 内容は現在では「皇居」となっている「江戸城跡」。コレを「CG」で再現して、「本丸御殿」の「大広間内部」や「忠臣蔵」で有名な「松の廊下」を紹介。「天守」を再現し、コレを「現在」の映像とマッチングさせ「現在あったらこんな感じ」の再現映像を紹介してくれます。これが15分くらいで終了です。ココまでは「江戸東京博物館」が以前特別展示で上映していた内容となり、さらに「メイキング」的な要素になるのが「第二部」です。「現存しない江戸城」を再現するに当たり、参考とした「資料」を紹介しながら江戸城に関する解説もなされます。

 このように結構充実した内容で、何よりも「生解説」と言うのは良いですね。今後のスケジュールの案内もあり、私として気になるのが「6月4日~9月28日」までの「伊能忠敬の地図」ですね、コレは見に行こうと思います。それにカメラのバッテリーが切れてしまい、撮影できなかった展示や、現在「本館1階展示室15~19」までが改装工事の為見れませんでしたのでそちらも見たいですしね。

 それでは、本日の登場人物は「博物館」の話題でしたので、この方。「ベルジアンタービュレン」の「Chiefille」で「人類学」の中 でも「古代美術」を専攻している「ベルギー国立博物館」の「学芸員」である「リリアーヌ・コラフェイス」さんコト「リリア」さんです。「リリア」さんって「トーハク」へ前回行った時に思いついたキャラクターなんですよ。ちなみに背景は「トーハク」の「ミュージアムシアター券売所」の「案内」です。

2014_03_02

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