私の母が、退院するに当たって、「ベッド」が必要になってしまいました。何でも左足の方がマヒが残ってしまい、動かすのが困難であり、なおかつ脳梗塞以前に「右 手根骨」辺りの軟骨が無くなってしまい、骨同士が接触してしまう状態で、殆ど握力が無い事から「布団」は無理と判断され、母自身も布団ですと、起き上がる事も出来ないので、ベッドを導入する事になったのです。
さて、まず今回ベッドを選ぶ条件として一番な条件は「折りたたみ」である事です。これは、部屋のスペース的にベッドを置いたままというのができませんし、なによりもそのスペースがもったいない！ですから、使わない時はコンパクトに収納できる「折りたたみ式」でないとダメなのです。二つ目の条件は「高さ」が45cm前後である事。これはあまり低すぎても、逆に立ち上がるのが困難になってしまうからで、適切な高さが45cm前後なそうなのです。
この条件でベッドを探すに当たり、まず思いついたのは「インテリア」でCMも良く見る「ニトリ」。しかい「ニトリ」ですと、「自社商品」がメインですから、元々種類の少ない「折りたたみベッド」だと他と比べるのができなさそうですので、「大手家具店」である「ルームズ 大正堂」。そして、どうせだったらって事で「本店」へ行ってきました。
もう、母は外出許可が簡単に取れるので、本人にも選んで貰う事にして、「Room's大正堂本店」へ。駐車場は、直で、50台近く駐車ができそうですね。クルマを停めて、店内へ。案内板を見ると「ベッド」は4階との事ですので、エレベーターで４階へ行き、早速店員さんを見つけ、折りたたみベットの場所を聞き案内されると、5種類の展示品があり、その中でもスタンダードなのですが、それなりに使いやすい「AX-B530N」なる商品をススメられたのです。何でも基本的には「折りたたみベッド」は折りたたみ時のコンパクトさを考え、ハイトが低いのが多く、マット部分も厚みが無いのが大半なのですが、この「AX-B530N」は標準装備されているマットの厚みが約8cmありその分高さもあるのです、そしての8cmのマットによってしっかりとしたベッドにもなっているのです。ただ今回の高さは37cm位で提示した条件には足りていませんが、そこは布団を敷くなりして調節すればそんなに問題はありません。それと、店内在庫が１点あり、当日持ち帰りが可能という事で、購入する事に。まぁ値段はやはりそれなりにはしましたけどね。
こうして「AX-B530N」を購入したのですが、配送を頼みますと、現時点ですと、１週間近くかかってしまうようでして、いつ退院してもおかしくない状況の母の事を考慮して、持ち帰る事にしたのです。しかし、ここで不安な事が。なんだかんだで「折りたたみ」なのですが、大きい物は大きい！パッケージサイズは大体、縦横が970mmで奥行きは26cm。私の「インプレッサWRX STI STI 20th ANNIVERSARY」でなんとかリヤハッチのゲートは問題なさそうなのですが、フルシート状態ですと奥行800mmなので、足りません。そこで、リヤシートをフォールディングさせてラゲージスペースを増やして、運ぶしかないのですが、フロントが「レカロ」の「SR11」を改良したものと、座面が低く、サイドのホールド性が高いので助手席には母を乗せる事ができません。なので、一端母を病院へ送ってから、再度お店にて引き取る事にして一端お店をあとに。
母を、病院へ送り届けてから、再度来店して、お持ち帰りです。ベッド自体の重さは「約25kg」と程々な重さ。リヤシートを倒してラゲージルームをフルすると、ハッチ部分にもある程度の余裕があり、リヤ自体もシートを倒せば最大で「1650mm」にもなりますから、なんとか積んで帰ってきましたよ。
駐車場から苦労して自宅へ運びこんだら今度は「組み立て」です。基本的に策を頭の上と両サイド。それと「キャスター」をボルトで止めれば完成です。組み立てには6角ボルトが使われていますが、簡易の六角レンチが付属しているので特に工具の準備等は必要なく出来ますよ。組み立ても、説明書を見ながら15分程度で完成出来ますからか、簡単です。
寝心地はさすがに8cmのマットは スプリングコイルは入っていませんが、適度な硬さで良く、折りたたみも簡単、しかも「座イス」のような「リクライニング」機能も備わっていますので、使い勝手も良くできていますよ。
それでは、本日の登場人物はこの方。自宅に関してのお話しでしたので、なんとなく「ごんぎつね」の「妹」で死後「天使」となり現在は「鎌倉の詰め所」で「家政精霊」をしている「恋文の精霊」、「フグルマ」の称号を持つ「ミン・フグルマ・ニイミ」さんです。使うにしっかり、しまってコンパクトな折りたたみベッドです。ちなみに背景はその「AX-350N」を折りたたんだ状態です。
