こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

リフレッシュ、リフレッシュ!

2008年01月15日 | BMW Motorrad

お休みの日はプラネタリウムへ行っている事が多いので、そちらのレビューを優先してしまうとどうもこの話題が遅れてしまうんですよね。ともかく「ファル」さん帰ってきました。本来でしたら「BRAKING」のディスクローターに交換する予定でしたが、在庫が無く、リアのみ交換とリアブレーキパッドがほぼ無くなったいたのでこれも交換。それとフロントタイヤの交換ですね。「プラズマブースター」は今回プラグの点検はしないって事で次回にしました。

 交換した、リアブレーキパッドとフロンタイヤですが、ブレーキパッドは「プレミアP323」でフロントタイヤは「ミシュランパイロットロード2」にしてみました。交換してまだ150km程しか走っていませんが、感触としては、「パイロットロード2」はやはり「パイロットロード」よりも幾分スポーツに特性が振られていますのでレーンチェンジやコーナリングがスッと行ってくれますね。でも「パイロットパワー」に比べるとグリップ感は弱いですが。街中を高速に走るには十分だとは思いますよ。「パワー」ですと減りも早いですからね。それと「プレミア」と「BRAKING」の「ウエーブディスク」にして交換してですが、タッチについてはダイレクトで無いのでどうなのか書けませんが、初期制動力が上がってますね。リヤのブレーキを踏むとクッと後ろに引っ張られるような感じになりましたからまぁ、ディスクが変わったと行っても素材が急激に変わったわけでもありませんからね。でも、見栄えは良いですよ。普通のディスクに対して存在感がありますからね。ちなみに、フロントの方ですが、5月頃に入荷すると言う事で、入荷次第連絡をもらえる事になっていますので、それまで待ちです。それで、今回一番力を入れたのは「オイル」です。今まで「シェル アドバンス」を使っていたのですが、この度違う銘柄にしてみました。そのオイルとは「チタニック」です。このチタニックですが、オイルを「チタニック」に交換するに当たってのプロセスがあり、まぁコレをやらなくっても良いのですが。100%チタニックの性能を引き出すにはこのプロセスを踏まないとなりません。結構面倒と思われるでしょうが、普通のオイル交換に一手間入れるだけでOKです。で、チタニックってどういうオイル?といいますと100%化学合成オイルで、成分はコンプレックスエステル、ポリオールエステル、チタニック成分です。で、「チタニック成分」って何?と来ますと有機チタンと液化チタンで、そのチタン成分はそれぞれに違う働きをしています。有機チタンは酸素と結合し、金属に化学吸着し、強靭なセラミック皮膜を形成します。液化チタンは強い皮膜を保持しながらピストン等とほぼ同じ速さで流動し油膜を保持するのです。それぞれのチタン成分が別に作用し、別々に効きくのです。でもまぁ、こんなのホントに当てになるかはどうかは知りませんが。それはともかく、「チタニック」のプロセスはこうです。

 まず一番最初に、エンジンオイル交換目安がそろそろな時に、HALOGEN TITAN PLUS(ハロゲン チタン プラス)。用は「オイル添加剤」をエンジンオイルに注入します。
 このハロゲンチタンプラス、説明書にも書いてありますが、「使用限度 1回限り」と明確に書いてあるんですよ。この事は後で説明するとして、このハロゲンチタンプラスの効果は、金属表面改質とチタンコーティングです。「金属表面改質」っていうのは、エンジンの中でオイルが無かったら金属と金属が直接こすれてしまう部分、この部分を改質するのです。でも鉄がアルミに変わるって意味じゃないですよ。当然ですが。それで、オイルがあってもやはり磨耗痕ってのは少なからず付きます。ですからミクロの世界で言えば傷だらけって事ですね。「金属改質剤」でこの傷の凸凹を無くしましょうって事なんですよ。「チタニックハロゲンプラス」を入れると「有機チタン」が金属部分に張り付き、強力な油膜を形成、そして、接地面に対しミクロン単位で腐食磨耗を起こさせ極圧性を向上させるのです。特に2輪のミッション、カムまわりは、極圧が高く熱もあまり高くないため、ハロゲン系の特徴である極圧性を高めることができます。ただし長時間使用しますと高温域で塩酸ガス等を発生させるためバルブ、シートリング等を酸化させてしまい機密性が悪くなってしまいます。それ以外にもクリアランスの増大や、触媒の破損、マフラーの錆を誘発してしまうのです。このため、500k~1000k程度の走行で抜いてしまうのがもっとも理想的な使い方なんです。金属表面改質剤はエンジンに対する薬です。要は病気したとき服用する薬と同じ意味で、効いて、症状が改善されて健康になった後でも「良いから」と飲み続けると「副作用を起こし」て体調を崩したり別の病気になったりしますね。この「ハロゲンプラス」はそれと同じですから、2回も3回も入れる必要は無いそうです。

 1回限りのハロゲンチタンを注入して、1,000km位走った後で、オイル交換をしましょう。でもオイル交換前に「チタンフラッシング」を行します。「フラッシング」つまり洗浄です。せっかくコーティングしたチタン洗い流す?いいえ違いますよ。「チタンフラッシング」は「チタニック フラッシングチタン」を使います。これはいわゆる「フラッシング剤」ではなく、「5Wオイル」というとても柔らかいオイルなんです。これで堆積したスラッジやカーボンを「液化チタン」と「5Wシングルオイル」で洗浄するのです。柔らかいオイルってのは、粘度のあるオイルでは入り込めなかった隙間まで入っていくので綺麗にエンジン内を洗浄できるんです。使い方は、当然ながら「汚れたオイル」を抜き取り、「フラッシングチタン」を「エンジンオイルの3分の2位の量」を入れてエンジンを回します。大体回すのは10分~15分位ですね。この時、エンジンの冷却の為扇風機をエンジンやラジエータに当ててオーバーヒートしないようにしましょうね。その後、ドレンとフィラーキャップを抜いたまま30分位放置しましょう。この時、廃油量と同量の常温空気がフィラーキャップより吸い込まれ水蒸気が発生します。この水蒸気が速攻性のチタンと化学反応を起こしチタンの初期皮膜を瞬時に形成するからなのです。この時には忘れずにオイルエレメントも交換して下さいね。 この液化チタン配合のフラッシングチタンですが、お値段は788円(1L)とそんなに高くありません。「フラッシングなんてどれでもいっしょじゃん」って、ガソリンスタンドとかに置いてある、「使っちゃいけない」「灯油入りフラッシング剤」はダメですよ。昔は整備工場でも調子の悪いエンジンに灯油入れてしばらく走らせてたらしいでけど。確かにきれいになるようなんですが、ゴムやシールを痛め、劣化させます。大抵の灯油が入ってるフラッシング剤は「10分以上エンジンを回さないで下さい」とか書いてますので絶対使っちゃダメですよ!

 そしてフラッシングの完了した所でオイルを入れましょう。今回私が入れたのは「シンセティックチタンオイル」で粘度は「10W-50」。チタニックオイルで最高の物で高回転・高出力のエンジン用です。コレにさらに添加剤であるONE SHOT TITAN(ワンショットチタン)を追加します。これはチタニック成分の詰め合わせですので良くある「添加剤」のように金属改質剤の「ハロゲン系」原料や「リン」、「イオウ」も使われていませんから長時間かつ、繰り返し使用できます。

 それで、肝心の効果の程はまだなんともいえませんね。でも、「ハロゲンチタン」を入れて動きがスムーズになって、燃費も1割ほど良くなりました。普通「添加剤」って「エンジンオイル交換時に入れてください」って書いてありますよね?でも、あれって「エンジンオイル」を新しくすればオイルの流動も粘度もしっかりしているので静粛性や動きが良くなるなんて「当然」の事じゃないですか?でも、私が「ハロゲンチタン」を入れた時のオイルはなんと「約5200km」使ったオイルに入れました。正直あんまり良くないですね。一般的にオイルの交換時期って「乗っている」人で5000kmが性能維持の限度って言われていますからね。そんな状態のオイルでもこの効果です。正直こういった「添加剤」って信じていなかったんですよね、入れても変わらない事が多かったですので。それでまぁ、今の状態ですと、フラッシングしてエンジン内を洗ってオイルを新品にしたので当然ながら良く回ります。スムーズさもありますね。「新しいエンジン何だけど渋さがなくなった状態」って感じですかね?エンジンブレーキ時に2速落としでやるとたまにバックファイヤ気味になっていた時もあったのですがそれが無くなりましたから。まさに駆け抜ける喜び状態ですよ。ワインディングでも走りたい気分ですね。まぁまだフロントのワックスが完全に取れていませんし、ブレーキパッドとディスクのあたりも慣らさないといけませんしね。

 さて、今回の工賃ですが、作業内容は「基本点検整備」にオイル交換、オイルフィルター交換、エアクリーナー交換。フロントタイヤ交換に、リヤブレーキパッド、ディスク交換それとウインカースイッチが不調でしたのでそれの修理。で全部で92326円(税込み)ただコレはオイル料金が別です。「チタニック コーティング ステップ」一式は、まず「ハロゲンチタンプラス 2940円×1」に「フラッシングチタン1L788円× 3=2364円」と「シンセティックチタンオイル4L 11400円×1」さらに「ワンショット チタン2940円×1」で合計19644円と普通にオイル交換するより割高ですが、今のエンジンの状況からしてエンジンの持ちも良くなりそうですし、何よりも回りも良いですから。次回はオイル交換だけでワンショットとフラッシングは次回の車検にでもします。

チタニックについて

http://www.titanic-oil.co.jp/

それでは本日の登場人物はやっぱりココは「ファルティシア・カエラム・マーティンス」さんですね。バカンスから戻ってきて今日からまたお仕事再開です。

2008_01_15

コメント
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