こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

今は無き星座からの贈り物なんですが…

2008年01月04日 | 天文・科学

 今年初めの天体ショーは「しぶんぎ座流星群」です。それが今日1月4日なのです。で、この流星群の放射点になっている星座の名前「しぶんぎ座」ですが、どの現在の星座図鑑にも星図にも載っていないんです。正確には「しぶんぎ座」は「壁面四分儀座」はと呼ばれていました。現在その部分は「りゅう座」の近くになります。流星群の放射点の近くにりゅう座のι(イオタ)星があるため、「りゅう座ι流星群」とも呼ばれています。でも、一般的には「しぶんぎ座流星群」と呼ばれているので、「しぶんぎ座流星群」で紹介しますね。 それで、この「しぶんぎ座流星群」は、だいたい毎年1月4日前後に極大を迎える流星群の一つで、8月の「ペルセウス座流星群」、ついこの間にあった12月の「ふたご座流星群」と並んで「3大流星群」と呼ばれている流星が多く見られる流星群のなのです。このしぶんぎ座流星群の母天体は、最近の研究によると「小惑星2003EH1」ではないか言われていますが、ほかにも、「C/1490Y1彗星」ではないかとも言われてもいますが、実際の所ハッキリとは決定されていないんですよね。
 しぶんぎ座流星群って極大が非常に短く極大が夜にあたると1時間に数十個ほどの多くの流星が見られるのですが、極大が昼間になってしまうと、夜間はほとんど流星を見ることが出来ないとなんともシビアな流星群なのです。それで、 今年の「しぶんぎ座流星群」の極大時間は、今日、1月4日 21時頃と予想されているのですが、この時間は放射点が昇ってきていないのでまず見れないでしょうね。でも真夜中すぎには放射点がのぼってきますから、観測のチャンスは1月4日未明か、1月4日夜~1月5日未明ですね。しかし、先ほども書いたように観察している時間帯が極大があたらなければ、流星はあまり見ることができないんですよ。しかも、先ほど外にでて見たのですが雲が多く、まず観測は難しいでしょうね。極大時間も過ぎてますから多くても1時間で10個行けば多い方でしょう。しかも家の方は北の空が明るくさらに見るには困難なのですよ…。まぁ今回は無理でしたって事で。う~ん残念。

 それでは本日の登場人物は天体関連ですのでやはりこの人でしょう天象運行監視室 第二区域局局長」である「ミズハ・マギエル・シグルドア」さん。この時期の天体観測は寒いので「ミズハ」さんも着物に「ファー」の襟巻きで防寒仕様ですが、どうやら見えないようです。それでも「バニー」はしませんよ。

2008_01_04

コメント
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