こたなたよりこんなこと

「登場人物」と「人物設定」は「フィクション」です。人物・企業・団体は実在のものとは関係ありません。

プラネタリウムを学びましょ!

2008年01月06日 | プラネタリウム

 去年からちょっと気になっていた「冬番組」があったので本日は「世田谷区教育センタープラネタリウム」へ行っていました。番組内容は後でお話しするとして、「世田谷区教育センタープラネタリウム」について。料金は大人200円、中・小学生は無料(ただし春、夏、冬休みの平日は100円)。モーターサイクルや自転車、施設内には無いですが隣にコインパーキングもあり、施設の設備環境の良さはありますし、ドームも16m水平式でキャパが150名程度。投影機も「五藤光学GM-2」と設備的にも十分です。ただ、シート間隔が狭いのがマイナス点ですが、教育施設ですので「子供」がメインと考えるとこんなもんでしょう。実際観覧者はお子様が多いですから。それでは上映開始です。

 この教育センター屋上からの風景が映し出され何故かかなり北西の部分に太陽が出現して、沈んでいきます。そして、早速ホライズンラインも消えて満天の星空。でも何でしょうかね、同じ「GM-2」でも何かぼやけている感じがするんですよね。星もチョットハッキリしていませんし…。まぁコレは細かい点ですので普通に見るに気にはならないでしょう。さてまずはじめは、西の空低い所からまだ見える「夏の星座」の代表格「ベガ」から「こと」。それと多少高い所にある「ノーザンクロス」こと「はくちょう」と「デネブ」。それから、少し南東へ行き高度も上がって「秋の四辺形」から「ぺガスス」。「アルフレッア」から「アンドロメダ」、さらに天頂付近で「ペルセウス」。天頂から少し北よりへ行って「カシオペヤ」。それから簡単に「北極星」。東の空に移ってやっと冬の星座です。まずは代表格「オリオン」。二つの1等星「ベテルギウス」と「リゲル」が紹介され、今度は「三ツ星」を使った星座探しです。はじめは地平線側に伸ばして全天1明るい「シリウス」で「おおいぬ」、「冬の大三角」の残り「プロキオン」で「こいぬ」。今度は三ツ星を天頂付近へ伸ばして「アルデバラン」ときて「おうし」。それから「ヒヤデス星団」と「すばる」。その隣「ぎょしゃ」と「カペラ」でも「ぎょしゃ」の解説がとても簡単かつ短めでしたね。確かにそんなにパッとした部分はありませんが。それから「火星」と二つ並んだ1等星と2等星の「カストル」と「ポルックス」の「ふたご」で「今月のお話」、「オリオン座の魅力」です。内容としては「オリオン」の形から、世界各地でのオリオン以外の星座(?)、あと、オリオン座の域内にある星雲の紹介でした。それが終わると「オート番組」の「こだわり天文家 金井三男のプラネタリウム物語」の始まりです。チョットこの番組はレビューがしづらいので簡単に。まず、「金井三男」さんとは何者か言いますと「元五島プラネタリウム」の解説員さんでプラネタリウム界では有名人の方です。また「ペルセウス」の「変光星アルゴル」の観測記録でも有名な方です。その方のプラネタリウム人生と解説シーン。プラネタリウムの歴史、構造と仕組みと「解説員」になりたい方にとっては是非見ていただきたい番組ですね。それと「五島プラネタリウム」のシーンも出ていますので私のように「五島プラネタリウム世代」にとっては大変懐かしく思えます。ともかく「プラネタリウム」が好きな方にもお勧めです。私もコレを見て、「1月3日」に書いた「こんな事を思いつきました」で書いた「プラネタリウム番組を作る」事にいっそう張り切ってやろうと思いましたよ。ともかくお勧めですよ。

 さて、本日の登場人物は「プラネタリウムの精霊」として「こなここブログ」で登場した「天元界 天象運行監視室 第二区域局」所属の「天象精霊」である「カスミ・アウロラ・タマノイ」さん。たぶん家で計画している「プラネタリウム番組」で「織河 天音」さんの「先輩」兼「解説者」として登場するかも知れません。

2008_01_06

コメント (2)
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