チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

KAZU、梅雨空に絵本で遊ぶ

2009-06-28 10:39:33 | KAZU君
6月28日(日)
  



 北関東のほうでは「真夏日」とのニュースが流れていますが、こちら明石は南風が吹いて湿度は高いものの、今のところ30度を越えることはあまりなく、水無月の香りが漂っています。
  近所の家の紫陽花
  


 ところで、前回の記事に「おむすびころりん」の絵本が出てきましたが、KAZUには、お話の絵本はまだ早く、今のところは単発的なことばを聞かせながら視覚に訴えるという段階です。

 実のところ、ついこのあいだまでは表紙を見るぐらいで、あとはテーブルから落として喜んでおしまいだったのです。ところが2週間ぐらい前だったでしょうか、ちょっと眼を離していたら、本を前にして「ぎゃあ」とか「みゃあ」とか「びゃあ」とか言っているのです。
  

 朝保育園に着くと、園長先生が絵本を読んでくれます。 KAZUの保育園は絵本の読み聞かせに力を入れていて、毎月一冊の絵本の配布もあります。
 KAZUの母親も絵本が好きで、よく本屋へ足を運んでいます。

 それにしてもKAZUの反応を見ていると、つくづく子どもの教育は「根気」だなと思います。
 先月、新型インフルエンザの騒ぎで保育園がお休みの時にも絵本を読んであげたりしたのですが、その頃はあまり興味を示さず、仕方なく散歩に出たりしていたのです。
 最近は、ミルクを冷ましているのを待てなくて「ハヤク、ハヤク」という感じでむずかる時でも、絵本を広げると数分ですが喜んで眺めています。
  



    水無月や児らの心に絵の世界   弁人


 でもやっぱり幸せなのは、もちろん適温になったミルクを飲む時なのでした。
  


 19時ころKAZUと別れて帰路へ着きますが、最近私が帰るのをいやがるようになりました。
  

 そこで絵本に興味を向けさせて、寂しいけれどそっと外に出てしまうようにしています。
  

 夏至も過ぎました。ショートカットの峠道を通って帰ることができる陽の長い時期ももう少しなのかもしれません。
  



    夕凪ぎの瀬戸も寂しき峠道   弁人


   

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