チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

2015年「明石(近辺)からの桜便り」その2

2015-04-07 17:13:45 | 明石風物
4月7日(火)

 4日の土曜日は、午前中は好天気だったのですが、明石公園での花見を切り上げて姫路に着いてみると、初夏を思わせるような日射しはすでに白い雲に隠れていました。

 とはいえ、雨の心配のない土曜日です。姫路城は平成の大修理を終えて、一般に公開されてからまだ一週間しか経っていません。人が押し寄せるのも当然です。大手前を越えて、姫路城前の交差点へ行くと、もう身動きも取れないほどです。

 なんとか信号を渡って、まずは
  新装なったお城の雄姿を一枚
  

 一方通行の橋を渡って大手門をくぐると、
  この花見客
  

 一年でいちばん賑わう桜の季節。天守閣から見下ろす西の丸の桜も見応え十分なのですが、天守閣内へ入るには二時間近く並ばなくてはならず、とても無理です。
 もちろん、初めからあきらめていましたが、とりあえず、

 この日に行ける
  いちばん近くから撮りました
  

 雲の下だったので、「純白に光り輝く」という感じにならなかったのがちょっと残念。

 実は、修理前の2009年の桜の季節に来たことがあったので、その時のアルバムを開いてみると、

 ありました。
  ほぼ同じ所から撮った一枚が
  

 どうでしょう。今回は日射しがなく、快晴だった6年前とは趣が異なりますが、修理前の姿を前にした時に、すでに「さすが白鷺城」と目を奪われたくらいの名城ですから、期待も大きくなるというものです。


   白鷺の眼下は人の花の宴   弁人


 ところで、姫路から帰って来た頃から少しずつ雲が厚くなってきて、夜半には雨も降ってきました。
 翌5日は66才に誕生日です。「魚の棚で蒲鉾なんぞを買い込んで、桜の中で一杯だな」と楽しみにしていたのですが、あいにくの天候で、残念ながら叶いませんでした。

 もっとも、そんなことも予想して、前日に桜の写真を撮りに出かけたのですから、「まあいいか」と、テレビで野球観戦と相成りました。
 ところが、優勝を期待されて大盛り上がりのカープ、オープン戦以来のつながらない打線は依然としてそのままに、なんと6連敗という惨めな結果が待っていて、最悪サイテーのスペシャルサンデーとなってしまいました。

 さて、楽しみにしていた週末が終わって、またKAZU君が学童クラブへ通う日がやって来ました。

 その月曜日。小雨の中を学童へ向かったKAZU君を見送ったあと、少し空が明るくなって雨も上がりました。天気予報によると、しばらくはお日様が現われそうにありません。それでも、桜の季節はどんどんと移ろい行くのが現実。雨が上がっているだけでも幸いと思い、気にかかる所へ向かうことにしました。

 それは、淡路島の桜です。明石海峡公園にも桜の園があったはずと、車で橋を渡り9時半に到着。ところが開園は10時ということでまだ入れません。仕方なく、県営の淡路島公園に行ってみると、

 曇り空でしたが、
  きれいに咲いていました
  
  

 木が若い感じで大木ではありませんでしたが、そのぶん、爽やかな色あいに感じられて、厚い雲に覆われてはいるものの、すがすがしい気分でお花見ができました。

  そして、今はチューリップが彩る
  明石海峡公園へ
  

 もちろん、
  桜も咲いています
  
  

 水仙に囲まれた
  「太白」という白い桜
  

 ソメイヨシノもところどころに咲いていますが、この公園には、国内外いたる所から集められた桜が植えてあります。
 咲き終わった河津桜、これから花を開く遅咲きの桜や八重桜など、ソメイヨシノのお花見とは異なる楽しみができる公園です。

 これで、今年の桜も満足という気分で、お昼過ぎに明石へ戻って来て、そのまま車で、お城の西の明石川を越えた辺りの道を走っていると、右に入る一方通行の道でしたが、ソメイヨシノがやけにきれいに咲いている細い道が目に入りました。

  桜の並木道
  

 ここは、王子小学校と
  その南の公園の脇になります
  


   見納めの明石の桜や雨に濡れ   弁人



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