チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

孫が増えたわけではありませんが

2016-05-07 17:23:56 | 身辺雑記
5月7日(土)

 連休中におめでたいことがありました。姪っ子夫婦のところに双子が誕生したのです。

 その姪、兄の末娘で東京生まれの東京育ちの、いわば江戸っ子娘ですが、私が明石暮らしを始めた頃とほぼ機を一にして大阪でOL生活を始めたので、それをきっかけに大阪で食事をしたり、結婚してからは明石に遊びに来てくれたりして、何年間か共に慣れない関西の空気の下で暮らしてきた間柄です。
 昨年の9月、私が明石を引き上げるにあたって手伝いに来てくれた時は、そんな話は出なかったのですが、その後間もなく「ゴールデンウイークの頃双子を生むよ」という連絡が入ってびっくり。

 世の中、「双子」くらいでびっくりしちゃぁいけないのかもしれません。だいいち一度のお産で二人の赤ちゃんを授かるのですから、効率的と言えばそのとおり、こんなおめでたいことはありません。
 でも、やっぱり大変です。まず、受け入れてくれる病院が限られているのです。兄夫婦にとっては可愛い末娘。なんとか実家の近くでと、東京の病院をいくつか当たったようですが、なかなか難しい現実があったのです。
 そんな中で、自分たちの住まいの近くにある大きな病院を見つけたパパとママ、さすがです。

 その病院、
  大阪市立総合医療センター
  
 地下鉄の都島駅から歩いて数分の所にあります。産婦人科の病院にもいろいろあるのでしょうが、いっぺんに二人を産む大事業ですから、凡人の目には、これだけ立派な大きな病院だと安心感が湧いてきます。

 正面に大きな
  「○」のモニュメント
  
 市立なので大阪市のマークかなと思いましたが、考えてみれば、大阪市の市章は「澪標(みおつくし)」のはず。この病院のモニュメントだそうです。

 予定日というか、双子なのであらかじめ5月6日に帝王切開で出産と決まっていて、家族も親戚もそのつもりでいたのですが、4月末の検診の日にそのまま大事をとって入院。二日の朝、緊急出産となったのでした。

 すぐに、無事出産の報を受けましたが、少し落ち着くまでと、病院へは一日待って4日の日に出向きました。

  いよいよ御対面
  

 いやー、かわいい。生まれたての赤ちゃんの可愛さはことばになりません。思わず、わが子や二人の孫の生まれた時の思い出が甦ってきます。はたして、この二つの新しい生命にどんな未来が待っているのか、それを見届けることはできませんが、幸せになってほしいと願うばかり。
 あらためて、大人は、かけがえのない若い命のために、平和な社会が続くよう頑張らなければいけないと思い知らされました。

 それにつけても、七月の国政選挙の結果がどうあれ、アメリカの大統領が誰になろうが、そんなことには関係なく、地球上のすべての人間には幸せになる権利があるということを世界の指導者に自覚してほしいと思わずにはいられません。
 差別と偏見の払拭に全力を傾けているとは思えない政治家。争いや殺戮を厭う姿勢が見えない指導者たち。彼らには子どもや孫はいないのでしょうか。人間の根本に立ち戻って、生命の尊さを第一に考えるのは自然の感覚で難しいことではないはずなのです。

 病棟からは、天下人のお城
  「大坂城」が目の前
  
 今年話題の「真田丸」はお城の向こうになるのでしょうか。いずれにしても、スケールの大きい人間になれそうな眺望です。


   若葉中ふたつの命よーいドン  弁人


 二人の孫の時もそうで、今は、順調なら産後5日くらいで退院ということは知っていましたが、今回は双子で手術の上での出産ということで、もう少し長くなるものと思っていたところ、先ほど、母親と男の子が退院したという連絡がきました。ということは、もう一人の女の子はもう少し病院でということになったようです。
 産後の治療や育児についても、いろいろな事情があるようで、どうも母子三人での退院ということにはならなかったようですが、もしかしたら、初めての子育ての初日に、いきなり二人の赤ちゃんというよりはよかったのかもしれません。

 それはともかく、いずれにしてもこれからが大変そうで、我々夫婦にどこまで手助けできるか自信はありませんが、あと二ヶ月ちょっと、明石にいる間に、何回か大阪へ出向けたらいいなと思っています。



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