チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

満開のハナショウブ-堀切菖蒲園

2012-06-12 13:41:42 | お出かけ・散策
6月12日(火)

 逗子の家に戻って10日余り、とうとう梅雨に入りました。

 ほぼ一日おきの東京通いの日々ですが、昨日は、雨もなんとか持ちそうな気配ということで、上野から京成電車に乗って堀切菖蒲園に行ってみました。

  駅から、いかにも下町といった風情の商店街を歩いて
  
 月曜日だったので、人通りはまばらでしたが、この時期は商店街の飾り付けも気合いが入っていて、とても明るい雰囲気です。

  菖蒲園は、荒川の上を走る高速道路の手前にありました
  
 子どもの頃に、父か祖母かに連れられて来たような来なかったような、とにかく、今は住宅街の中でマンションや高速道路に見下ろされて、昔の記憶がよみがえるきっかけがありません。

  さて、園内に入ると世界が一変します
  

 梅雨の合間に、まさに夏一歩手前の六月の雰囲気がいっぱいでした。4月の末に出向いた向島の百花園と同様、そんなに広くはない園内ですが、満開のハナショウブが目の前に広がって、なかなか壮観です。

  ハナショウブは園芸種なので、200以上の名前が並びます
  

  いちめんの紫かと思いましたが、純白の花も美しく目立ちます
  


    梅雨雲もためらいがちの華やかさ  弁人


  石段を上った東屋からは園内が一望できます
  

  私がいちばん気に入ったのは、やはり可憐な淡い紫の花
  

 こんなにたくさんの種類の花に、いったいどなたがどんな思いで名前を付けたのか、私が選んだなんとも言えない淡い色あいの花には、美的センスでは雲の上のお方の「清少納言」という名が付いておりました。


    我もまた花はむらさきと菖蒲園   弁人

コメント
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