チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

KAZU君との密度の濃い日々-その1

2012-06-01 23:53:44 | KAZU君
6月1日(金)

 今回の明石暮らしは月末までの二週間余りと決めていました。その間、KAZU君のお迎えはそれなりに勤めましたが、カープの試合を4試合も見に行って、ちょっと反省したりしていました。

 26日の土曜日に神戸でカープの情けない負けを見届けた翌日の日曜日。やっとKAZU君との楽しいお出かけの時がやって来ました。

  快晴のメリケンパーク
  

 写真でおわかりのとおり、例のミニ列車走行会です。


   列車錚々初夏の広場に笑顔の子   弁人


  お天気の良い休日。行列が長くてなかなか乗れません
  
 周りの子はちゃんと並んでいるのに、両親と一緒だとつい甘えん坊になってしまいます。

  「おじいちゃん、お母さんおるで」
  

  ひとしきり遊んだ後は、海洋博物館の中のカワサキワールドへ
  
 バイクに乗ってご満悦ですが、ちょっと将来が心配になったりします。でも、ふだんから慎重で、少々臆病なところもあるので大丈夫かな。

  川崎重工の新開発車両の「SWIMO」の運転台に
  
 高性能バッテリーを搭載し、架線がなくても走れる低床型路面電車です。行く行くは各地の都会で大活躍する予定とか。


 さて、ところが、日曜日に思いっきり遊びすぎたのか、月曜日の朝、保育園から「体調が悪そうなので迎えに来て下さい」との連絡がありました。
 10時に、あわててお迎えに行って、お医者さんに連れて行きましたが、熱もそれほどでなく、2、3日薬を飲めば大丈夫とのお話。

 というわけで、天からのお達しか、逗子に帰る前に、昼間ずっとKAZU君と二人で過ごす日々がやって来ました。

 火曜日の朝にKAZU君の家に行くと、前日おじいちゃんの言うことをよく聞いて養生できたのか、あるいは薬が効いたのか、はたまた大した病気でなかったのか、熱もなく元気そのもの。
 「今日はイルカ見に行こうな」と勝手に決めているのです。
 お父さんも、「これだけ元気なら大丈夫でしょう、お昼は須磨水族園のレストランのお子さまカレーがいいかもしれません」ということばを残してお仕事へ。

 水族館に来たといっても、暗いところがあまり好きではないKAZU君、いろいろな水槽の前はさっさと素通りして、

 「おじいちゃん、イルカはどこや? 早く行こうよお」
 「カーくん、イルカはまだやねん。あと30分以上待たなぁ」

  こんな会話をして、まずは「ペンギンの餌やり」を見に
  

 ペンギンを観察して、イルカへ向かう途中、魅力たっぷりの売店をやっぱり見逃すはずはありません。

  大好きなソフトクリームをペロリ
  

  そして、今日のお目当ての場所へ
  

 「カーくん、どの辺に座ろうか。前の方がいい?」
 「カーくん、ここで見とる。椅子には座らん」
 「えーっ、なんで? こっちおいでよ」
 「いいの、ここで見るのがいい!」

  

  どうも、水しぶきが怖いのかもしれません。
  

 少々臆病すぎるのかもしれませんが、同年代の他の子どもたちが最前列のほうで大騒ぎをしているのは気にせず、いちばん後ろの上段の手すりに顎を乗せて静かに眺めているのでした。


   夏近ししぶきも爽快大ジャンプ   弁人

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする