6月12日(火)
逗子の家に戻って10日余り、とうとう梅雨に入りました。
ほぼ一日おきの東京通いの日々ですが、昨日は、雨もなんとか持ちそうな気配ということで、上野から京成電車に乗って堀切菖蒲園に行ってみました。
駅から、いかにも下町といった風情の商店街を歩いて
月曜日だったので、人通りはまばらでしたが、この時期は商店街の飾り付けも気合いが入っていて、とても明るい雰囲気です。
菖蒲園は、荒川の上を走る高速道路の手前にありました
子どもの頃に、父か祖母かに連れられて来たような来なかったような、とにかく、今は住宅街の中でマンションや高速道路に見下ろされて、昔の記憶がよみがえるきっかけがありません。
さて、園内に入ると世界が一変します
梅雨の合間に、まさに夏一歩手前の六月の雰囲気がいっぱいでした。4月の末に出向いた向島の百花園と同様、そんなに広くはない園内ですが、満開のハナショウブが目の前に広がって、なかなか壮観です。
ハナショウブは園芸種なので、200以上の名前が並びます
いちめんの紫かと思いましたが、純白の花も美しく目立ちます
梅雨雲もためらいがちの華やかさ 弁人
石段を上った東屋からは園内が一望できます
私がいちばん気に入ったのは、やはり可憐な淡い紫の花
こんなにたくさんの種類の花に、いったいどなたがどんな思いで名前を付けたのか、私が選んだなんとも言えない淡い色あいの花には、美的センスでは雲の上のお方の「清少納言」という名が付いておりました。
我もまた花はむらさきと菖蒲園 弁人
逗子の家に戻って10日余り、とうとう梅雨に入りました。
ほぼ一日おきの東京通いの日々ですが、昨日は、雨もなんとか持ちそうな気配ということで、上野から京成電車に乗って堀切菖蒲園に行ってみました。
駅から、いかにも下町といった風情の商店街を歩いて
月曜日だったので、人通りはまばらでしたが、この時期は商店街の飾り付けも気合いが入っていて、とても明るい雰囲気です。
菖蒲園は、荒川の上を走る高速道路の手前にありました
子どもの頃に、父か祖母かに連れられて来たような来なかったような、とにかく、今は住宅街の中でマンションや高速道路に見下ろされて、昔の記憶がよみがえるきっかけがありません。
さて、園内に入ると世界が一変します
梅雨の合間に、まさに夏一歩手前の六月の雰囲気がいっぱいでした。4月の末に出向いた向島の百花園と同様、そんなに広くはない園内ですが、満開のハナショウブが目の前に広がって、なかなか壮観です。
ハナショウブは園芸種なので、200以上の名前が並びます
いちめんの紫かと思いましたが、純白の花も美しく目立ちます
梅雨雲もためらいがちの華やかさ 弁人
石段を上った東屋からは園内が一望できます
私がいちばん気に入ったのは、やはり可憐な淡い紫の花
こんなにたくさんの種類の花に、いったいどなたがどんな思いで名前を付けたのか、私が選んだなんとも言えない淡い色あいの花には、美的センスでは雲の上のお方の「清少納言」という名が付いておりました。
我もまた花はむらさきと菖蒲園 弁人