チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

今年は神戸の花火大会へ

2011-08-09 15:47:40 | お出かけ・散策
8月9日(火)

 被災地の東北から、恒例の夏祭りが復興の願いを込めて、地元の方の熱意で開催にこぎつけたというニュースが飛び込んできます。

 そんな中で、首都圏の花火大会は軒並み中止だそうで。「自粛」?「花火なんぞにうつつを抜かして場合じゃない」ということでしょうか。
 節電に努め、派手な振る舞いを自粛する日本人。「非常時なんだから、庶民は静かに耐える時」という無言の圧力が首都圏の人々の肩にのしかかっているしたら、何か不気味な匂いがしないでもありません。

 幸い、関西にはそんな背筋の寒くなるような空気は漂っていません。おかげさまで暑いこと、今年も夏の暑さをたっぷり味わっています。


 そんな暑さをひととき忘れる打ち上げ花火。昨年はみんなで淀川の花火大会を堪能しました。KAZU君も「ドーン」という音に度肝を抜かれながらも、じっと我慢してきれいな花火を見つめていました。

 先週末6日の土曜日、今年は、みなと神戸の海上花火大会に出向きました。

  夕暮れの、神戸港第一突堤
  

  暗くなる前に、おばあちゃんとお弁当
  

  「もう少し暗くなったら始まるでぇ」
  


   花火待つ児はドキドキの夕涼み   弁人


  いよいよ始まりましたが
  

  KAZU君はずっとこの状態
  
 「暗いの、こわーい」ということで、じっと堪えていました。

 少しずつものがわかってくると、そのぶん感受性も豊かになって、「怖い」という状況が今なりに自覚できてしまうのです。

 二月にプラネタリュウムに行った時、ドーム内が暗転した怖さに堪えられなかったKAZU君。今回も、初めは「花火、暗いから行かん。お留守番するぅ」と言っていたので、去年と同様「シュルシュルシュル・・・パッ!・・・ドォーン」というレクチャーを繰り返したところ、数日前から「カーくん、花火行くぅ」と言うようになったのですが、夜空に光る火花を見たとたん、母親の胸に顔を埋めてしまいました。
 耳をふさいでいないということは「ドォーン」という音は克服できているののかもしれません。今のところは、やはり暗闇とその中から飛び出る火花が苦手のようです。

  クライマックス近し
  


   東北の花火師も来て腕まくり  弁人


コメント
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