チムどんどん「明石通信」&「その後」

初孫との明石暮らしを発信してきましたが、孫の海外移住を機に七年で区切りに。現在は逗子に戻って「その後」編のブログです

びわ湖毎日マラソン観戦

2009-03-02 20:20:09 | スポーツ観戦等
3月2日(月)

 ランナーを間近で応援するのが面白くて、箱根駅伝はもちろん、以前は横浜国際女子駅伝に出かけたこともありました。数年前には、大学駅伝の追っかけで、桑名から伊勢まで近鉄特急を乗り継いで行ったこともあります。

 でも、なぜかマラソンの応援に出かけたことはありませんでした。東京のマラソンなら、交通も便利で何ヶ所かで見られるはずですが、逗子から国立競技場へ行って、平和島まで乗り継いでまた新宿のほうに戻るというのがちょっと億劫だったのかもしれません。

 ということで、マラソンはもっぱらテレビ観戦でしたが、前々から琵琶湖のマラソンは一ヶ所で4回見られるということで、一度行ってみたいと思っていました。昨年の9月、こちらに来るときに瀬田の唐橋で一泊したのも、近江八景や石山寺など風光明媚で歴史ロマンがあふれるという魅力に惹かれたのはもちろんですが、マラソンコースを確認しておきたいという気持ちもありました。

 前置きが長くなりました。本題です。1日の日曜日、京都から浜大津に出て、三井寺のそばの皇子山陸上競技場へ。春らしいぽかぽか陽気で、比叡山はもちろん、雪を頂いた比良山系の山並みも明るく輝いていました。
  
    

 所要時間がわからないので、スタート前に瀬田の唐橋へ向かいました。京阪電車といっても2両編成の小型車両、途中路面を走る所もあり、まるで江ノ電のようでした。
   

 瀬田川にかかる唐橋。
   

 「壬申の乱」や「木曽義仲と源範頼の戦い」、また「承久の乱」や「本能寺の変」など、ここが舞台となった戦いは数多く、「唐橋を制する者は天下を制す」とも言われています。

 マラソンコースはこの川の西岸を南下し東岸を北上、復路は逆に、東岸を南下し西岸を北上します。つまり、橋を行き来すれば、同じ場所で4回見られるわけです。
 
 ということで、1回目は唐橋東詰の9.3㎞地点
   

      唐橋も争ひ楽しむ弥生かな   弁人


 2回目は「夕照の道」と言われる東岸の道で17.4㎞地点。後ろには新幹線が。
   

 そばのお寺の前に桃の花が咲いていました。
   

      棄権せし選手に優し桃の花   弁人


 4回目は勝負どころの33㎞過ぎ。
   
 旭化成の清水選手が先頭ですが、この時は向かい風で、ここでトップに出るのは不利ではないかと心配しました。後ろにエストニアのアスメロン選手とスペインのリオス選手、左にケニアのテルガド選手。


    瀬田川に先陣争ひ春嵐    弁人


 結果は、世界歴代2位の記録を持つテルガド選手が優勝。清水選手は4位に終わりましたが、日本人トップということで、8月の世界陸上の出場権を得ました。


コメント
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