千代田グルメ遺産

首都東京の中心部「千代田区」内にある名店の蕎麦や寿司など、未来の世代に引き継ぐべき貴重な食物遺産を紹介しています。

八天堂(神田佐久間町)の「くりーむパン」

2011年04月09日 | スイーツ・菓子
【平成23年4月某日 調査(テイクアウト)・登録】
 こちらの店「八天堂」は、昭和8(1933)年に広島県三原市に和菓子屋として創業した老舗です。その後、三代目当主の森光孝雅氏が創業したパン屋を平成20(2008)年に「くりーむパン」を主体とした和製スイーツパン工房「八天堂」と改めました。
 「八天堂」は今まで、百貨店や駅構内で期間限定の催事販売のみを行っていましたが、ついに平成23(2011)年2月25日、秋葉原に常設店を開店しました。場所はMetropia秋葉原(東京メトロ日比谷線秋葉原駅構内)です。連日、人気の「くりーむパン」や「八天ロール」を買い求める客の行列が絶えません。


 「くりーむパン」は、何度いただいても、何個いただいても飽きがこないアッサリとした味に仕上げられています。エッセンスやリキュール類、保存料などは一切使用せず、素材の味に徹底的にこだわって創られているそうです。
 奥左が「チョコレート」、奥右が「抹茶」、手前左が「生クリーム」、手前右が「小倉」です。「チョコレート」は風味が良く口どけの良い甘さ控えめの大人味のものが使われています。「抹茶」は福岡県の八女茶が使われ、清々しい香りとほのかな苦みが人気です。「生クリーム」はカスタードに純生クリームの割りを増やしたものが使われ、まるでケーキのようです。「小倉」は北海道産の小豆を丁寧にじっくりと炊き上げて創られています。




 こちらは販売数限定で売られていた(いる?)幻の「生あんぱん」です。




★八天堂 秋葉原メトロピア店
  所在:千代田区神田佐久間町一丁目 日比谷線秋葉原駅JR方面改札前秋葉原メトロピア
  品代:くりーむパン各200円

かごしまらーめん 我流風(神田平河町)の「極旨我流風らーめん」「馬鹿うま濃厚赤味噌らーめん」

2011年04月09日 | ラーメン
【平成23年4月某日 調査・登録】
 こちらの店「かごしまらーめん 我流風」では、鹿児島仕込みの臭みのないとんこつラーメンをいただくことができます。


 こちらは「極旨我流風らーめん」です。長時間かけて豚頭から炊き出した白濁スープに数十種類の旨味が加えられた秘伝のスープはマイルドでクリーミーです。そこへ鹿児島産の「デコー醤油」も加えられ、コクと甘味が醸し出されています。麺はツルツルでもっちりした中細麺です。特筆すべきはチャーシューで、半日かけて丁寧に煮込んだ厚切チャーシューを一枚ずつじっくり炙ったもので、香ばしくとろけるような逸品です。



 「馬鹿うま濃厚赤味噌らーめん」は、煮干しなど10種の食材をブレンドした赤味噌に辛味料を加えたパンチあるスープに特徴があります。辛さは「ピリ辛」「旨辛」「激辛」から選ぶことができます。今回は「ピリ辛」を選びました。



★かごしまらーめん 我流風 秋葉原駅昭和通り口店
  所在:千代田区神田平河町4-8
  電話:03-3864-7720
  品代:極旨我流風らーめん680円、馬鹿うま濃厚赤味噌らーめん820円