閑猫堂

hima-neko-dou ときどきのお知らせと猫の話など

ホースの謎

2010-06-14 14:33:28 | 

梅雨入り。
3匹のカメさんたち元気。
今年は、冬眠から目覚めた直後に「冬並み」の気温に戻り、
大丈夫かなあと心配しましたが、大丈夫でした。

猫にくらべると、爬虫類はあまり面白くありません。
生物としてのコンセプトが人間と違いすぎるからでしょう。
反応が単純だし、鳴かないし、なでても喜ばないし。
幸せなのか、不幸せなのか、見ていてもよくわからない。
死なないように気をつけて飼っているだけ。
お互いにそれでいいんだろうかと、いつも考えます。

カメにもいちおう学習能力はあるようで、
学習したことは冬眠中も保存されるようです。
もう長年飼っているので、だいぶかしこくなりました。
ヒトの顔を見ると「ゴハン、ゴハンくれ」と寄ってきます。
(猫がのぞいても、同じように寄っていくところをみると、
ヒトと猫の区別はできていないのかも…)
さらに、「ヒトが来る=ゴハンをくれる」を短縮して
「ヒト=ゴハン」と覚えてしまっているので、
指を差し出せば、その指にぱくりと噛みつきます。
餌を落としてやっても、まだ指のほうばかり見つめている。
そうじゃない、ってこともいつかは学習できるのでしょうか。

カメの水槽3つの水換え、というのは、
家事の中では「重労働」に分類されます。
(重量的には、廃品回収に出す古新聞の束とか、
アトリエの魚の水槽のほうがはるかに重いのですが、
そっちは今のところわたしの管轄外なので…笑)

「どうしました?」
「えーあのカメの水を換えてたら腰が…」

という事態は避けたいので、いつも慎重にやります。
動きののろいカメなのに、逃げるときはとても敏捷で、
重い物を慎重に抱えつつ、敏捷なちっこいものに対応する、
というきわめて高度な複合的動作が要求されます。

で、タイトルの「ホースの謎」は何かというと、
家の外の水道についているホースがですね、
水換えには2メートルもあればじゅうぶんなんだけど、
10メートルを超える長~いホースがついていて、
使うたびに必ずからまってぐしゃぐしゃになってしまう。
んもう、ホースって、どうしていつもこうなんだろ!
と、まあ、それだけ。

余談ですが、カメの甲羅につく苔を洗い落とすには、
昔ながらの「カメノコタワシ」が一番で、
じつに素晴らしいネーミングです。

コメント
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