毎週の出来事をお伝えします
電話室便り
ジャズライブ ありがとうございました!
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/26/ff/d7c3e654474ee8356e0c06830cb68197.jpg)
当店の所在区の中央区、同じ中央区でもパラパラとほんの少しの雨だったところと、
一時的にどしゃ降りになったところと、降らずに済んだところとがあったようで、
きのうは暮れ時までは不安定なお天気でしたが、暗くなってからは晴れ、程よく暑い
素敵な夏の夜でした。
まだ自由な外出に気を遣う、また、なんとなく憚られる雰囲気が続く世の状況ですが、
当ジャズライブにご参加のみなさま、本当にありがとうございました。
熱い拍手の手応えに励まされました。
主催側がいくら 「 気軽なお気持ちで ( ご参加ください )。」 などと販促しても、
それは主催側のうたい文句であって、なかなか 「 気軽に 」 とはいかないですよね。
社会的な立場もそれぞれですし、また感染に関しても対策や受け止め方も様々です。
理解できます、充分。
もしも、そういう観点とは別に、「 興味があるんだけど・・・」とか、「 気になって
いる・・・」 「 一度行ってみたい・・・」 などなど関心を寄せてくださっている
向きでしたら、それはぜひ ” 挑戦 ” されてはいかがでしょう!!
敢えて ” 挑戦 ” といいたいのです。なぜなら、挑戦って、新しい体験だからです。
いつも通りの慣れた方式は安心安全保証つきですが、だんだん鈍くなってくる、
そうすると、せっかくの毎日の鮮明さが下がって、体も心もハッキリしない・・・・
と感じることはないでしょうか?
そこで、何かに挑戦です。
今まで気になっていたことを思い切ってやってみると、全く予想もしなかった世界が
一気に開きます。それはもう、驚きです。
思い切って、と書きましたがほんのささやかな事でも、今までやったことがない事は
立派に ” 挑戦 ” といえますって!
例えば、草むしりとか。
例えば、一本裏道を歩いてみる、とか。
例えば、色鉛筆で絵を描く、とか、 e.t.c. e.t.c.
・・・・・・
新しい体験が、生活~つまり人生に新たな道を開いていく、大袈裟ではありません。
小さなジャズライブですが、ぜひ思い切って挑戦してみてください。
考えていたよりも、〇〇だったな!
そのご感想は、とっても値のある何かだと思います ( 〇〇 が良いものでも、そうでは
なくても! )。
さて、昨夜の演目を書き留めておきましょう。
・WHEN YOU'RE SMILING
・YOU AND NIGHT AND MUSIC
・ALONE TOGETHER
・SUMMER TIME
・TRAIN'S BLUES
・MY FOOLISH HEART ( ENCORE )
以上、アンコール曲を含めて6曲でした。
1曲目は 「 君微笑めば 」。
ああ、君が笑顔になると…君が笑顔でいるときは
世界中が君といっしょに笑顔になるんだ、
という歌詞の1929年に作られた希望に満ちた素敵な曲です。
ルイ・アームストロングやビリー・ホリディの演奏、歌唱を耳にしたことがある方も
多そうなスタンダード曲。
テーマのメロディを組み込みながらのそれは伸びやかなテナーソロを聴かせてくれ、
オープニングは上々。
テナーサックス、ベース共にいい音出てました。
2曲目 「 あなたと夜と音楽と 」。
今、店にあるCDでは、トランペット奏者のウッディ・ショウがこの曲をやっています。
大人っぽくて、テンポが良くて、マイナー調のかっこいい曲で、更に題名もいいね。
3曲目 「 アローン トゥギャザー 」
2曲目「あなたと夜と音楽と」と同じハワード・ディーツ作曲、アーサー・シュワルツ
作詞の1932年の作品。ひとりぼっちのわたしとあなたが一緒だと、どんなことでも
乗り越えられる・・・という歌詞内容ですが、これまたマイナー調の、インストゥルメ
ンタルで聴くとちょっと悲しげな曲調を、渋いテナーとさらに渋いベースで軽快に演奏。
テナーサックスをソプラノサックスに持ち替えての、さあ、今年の 「 サマータイム 」!
4曲目は、ジャズ界ではスタンダードな子守歌、「 サマータイム 」 でした。
7月のライブにはこの曲を聴きたい、今年もやるよね? と半ば強引にリクエストして
おいたのです。演奏の二人は、特別恒例にしているっていうことはないようでしたが、
過去の 「 サマータイム 」 も聴かれている方、いかがでしたか?
ソプラノサックスのピーッと貫くような音が、なんだか泣いているような感じがして
子守歌っぽくないけれど、その音に聴き入りました。そしてベース!! 素晴らしい
ソロでしたね。様々な技巧を難なく繰り出す小林さん、お腹に響く低音のうねりが、泣く
ソプラノサックスの音との対比で、今年の 「 サマータイム 」 も素晴らしかったです。
最後の5曲目 「 トレーンズ ブルース 」。
最後を締めるにふさわしいダイナミックなブルースです。
パワフルに豪快に吹きまくっていたテナーサックス、うねりながら繰り出される連続音
のエネルギーに巻き込まれるようでしたね!ベースの変幻自在なソロも、時間を忘れて
集中して聴いておりました。素晴らしい!!
ライブを締めくくる好演奏に、リズムをとってしまうほどでした。
後半、演奏の熱気で店内が暑くなり、あわてて冷房を入れました、皆様ごめんなさい!
はじめて挑戦!とご参加の方もおいででしたが、さあ、いかがでしたか?
2ヶ月に1度、またぜひ日常の安定リズムをリセットなさりにいらしてください。
そして、ぜひご感想、おきかせください。
つぎは、秋の初めの9月14日。
一同、さらなる精進とともに、心よりお待ちしております。
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