ALQUIT DAYS

The Great End of Life is not Knowledge but Action.

雨ニモマケズ

2017年12月20日 | ノンジャンル
一年を振り返るこの時期、心の銘に照らして、
どれほど具体的に動けたろうか。

母親の遺訓
「他人の事をとやかく言っているうちは
 まだまだ全然ダメ。」

院長先生の遺訓
「これからも坦々と。」

恩師の遺訓
「いくら他人を下げたとしても、自分は一歩も
 上がっていない。」

「雨ニモマケズ」のモデルとなった人は、自身の
信念のまま、何があろうと東奔西走の行動の人で
あったらしい。

四衆への礼拝を行とした不軽菩薩のような
人だったのであろう。

聖人君子然とした人であっても、批判や中傷が
自身に向けられると、豹変する人がいる。
君子は豹変するといったところか。

であれば、彼は君子ではなく、人に寄り添う菩薩で
あったろう。

ミンナニデクノボウトヨバレ

ホメラレモセズ

クニモサレズ

心を閉ざして、自身の世界に引きこもっていた
わけではない。
その真逆で、常に人に接し、行動した人の事である。

サウイフモノニ

ワタシハ

ナリタイ

その人のようになりたいという願望ではなく、
その生き方を、自身の生き方としていきたい
という覚悟である。

雨ニモマケズ

雨に勝つなどとは言っていない。
負けずに、自身の生き方を貫いていくという
ことなのである。

私もまた、今年と同じく、明年も負けずに
生きていく。