駅前監視

夕方7時過ぎに新浦安駅前を歩いていたら、駅デッキの方からかなり大きな音での楽器演奏が聞こえてきました。
この時間に演奏を聞けるなんて・・・、これまでの市の対応では考えにくいことでした。
駅前は一番人が行き交う場所で、整然とした場所にはなりにくい、どうしてもゴミゴミとしてきますが、人間臭さを感じる場所です。
チラシ広告を配ったり、署名をお願いする人がいたり、明日のデビューを夢見るミュージシャンが演奏活動をしたりで、整然さを求めること事態が難しいのです。

しかし、わが浦安市の駅前（三駅あるうちの二駅）には市が雇った監視人（管理人？）がいて、午後1時半から8時まで「チェック」が公然と行われ,一時期は道路交通法による許可書を持っていない場合は「使用不許可」という、憲法違反ではないかと思える行為を公然としていたことがあり、議会や委員会で何度も取り上げて来たいきさつがあります。
その結果、道路交通法による許可書の確認行為は行われなくなりましたが、依然毎日の業務報告書には、駅前でのチラシ配布行為などは「記録」され続けています。
（昨年春に開示請求した書類で確認済み。）

かなりの音量を上げての演奏行為、演奏者は監視人から何かを言われていないのか、妨害的行為には出くわしていないのか等々を直接聞いてみよと思い、演奏しているデッキに上がってみました。

若者四名で構成している「春夏」というグループでした。
演奏合間にメンバーの一人に監視人の対応について聞いてみましたら、「何も言われていません」とのことでした。

議会や委員会で取り上げ、即刻中止を申し入れた効果はあったようで、道路使用許可書の提出を求める行為はなくなったことは間違いないようですが、しかし、日報への記載は依然あるはずです。近日中に開示請求をして本日のストゥリートミュージシャンがどのように報告されているのか調査をしなければなりません。

市が雇った駅前監視人を監視しなければならない街って、どこかが狂っていますね。

春夏の演奏を聞き入った１０名近い若者が周囲を取り巻いていました。 夕方７時過ぎ、勤め帰りの市民で駅前は混雑していましたが、何の混乱もなく市民は通り過ぎて行きました。どこにでもある普通の駅前光景です。以前であれば、駅前監視人から道路使用許可書の提示を求められ、不提示の場合は「あっちの駅へ行け！」と追いやれれていました。 「あっちの駅」とは、監視人を置いていない地下鉄東西線浦安駅のことです。