ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

新入職員さんに贈る言葉

2008年04月03日 | Weblog
昼過ぎに市役所前のコンビニに行きましたら、明らかに新人職員と思われる若者数名に出会いました。
わが息子も、この春から新入社員として働き出したので、新人職員さんたちの後姿は大変微笑ましい光景として私の目には映りました。

息子は向こう二週間は研修期間とかで、ばっちりと「新人教育」を受けて行くようですが、浦安市の新人教育はどんなものを行なうのでしょうか?
息子に関して言えば、昨年春の合格発表以来、何回も会社に招かれ(?)、説明会が企画されていました。
その過程で、同期の新人と大変仲良くなり、入社前に何度も同期の友人との飲み会・旅行があり、また、その間何回かTOEICの試験を受けさせられていました。
ですから、4月1日の入社時には、会社の雰囲気も大方理解できていて、周囲にも飲み友達がいる状況になっていて、それほどの緊張はなかったはずです。

民間は必死で新人獲得を行い、そして本気で新人教育をしています。
民間の新人教育の全てを諸手を挙げて賛成する必要はありませんが、新人教育の分野でも「民間の手法を導入すべきだ」と私は思っています。
会社はそれを構成する「人」で成り立っています。ですから、会社は「人づくり」に必死になります。息子への新人教育のあり方を見ていると、物凄い「気迫」が伝わってきました。

一方、行政にはこんな気迫があるのでしょうか?
公は黙っていも、収入(税収)はあります。会社は社員が動かない限り収入はありません。
だからこそ、会社は必死で社員教育をするのです。
度を過ぎた弊害もありますが、会社は新人を教育することに真剣に取り組まざるをえないのです。
公にはない民間の良さもあるわけで、見習うべきもの・取り入れるべきものは早急に導入すべきです。

浦安市の場合、一体全体どんな理念で新人教育をしているのでしょうか?
新人職員さんたちが、浦安市の職員になれて心から良かったと思える、誇りを持てる教育をしているのでしょうか?

朝日新聞夕刊素粒子で以下の皮肉文(黄色部分)が書かれていました。
世の現実であることは間違いないのですが、こんな状態が何時までも続いたら、日本は沈没します。
現状は①~⑩を実践したら、役員になれる可能性が大なのですが、全くの正反対のことをして役員になり、末は市長になる新人職員さんが育つことを期待しています。
新人職員さんにピンク部分の言葉をお贈りします。


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