ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

官製談合防止法違反事件 その4

2008年04月22日 | 入札・談合
今回のような事件、浦安市に関しては何時発生しても不思議ではない状況であったと思っています。入札の実態を知れば知るほど、空恐ろしくなる例を嫌というほど私は見てきましたから。
だからこそ私は毎回議会が開かれるたびに「入札改革」を訴えて来たのです。
一昨年、昨年と(何故か両年とも8月でしたが)入札に関して内部告発があり、告発者の方から実態を聞くチャンスがあった私は、直ぐに市側は入札の抜本的改革をしないと大変な事態になると直感で感じていました。

「市内業者育成」という、一見聞こえは良いが、実態は特定の市内業者の育成にしかなっていない現状です。真に市内業者の育成を考えているのであれば、入札参加資格者名簿に登録されている市内業者全てを優遇して、満遍なく「指定」してあげれば良いのにといつも私は思っています。
市内業者育成と言いながら、何故市外の業者と市内業者を同一案件で指名するのでしょうか?不思議でなりません。また、もし市内業者育成を言うのであれば、市外業者が落札可能の状態を作ることは不味いことではないのでしょうか。

今回の問題を契機に市側は何処まで本気で入札改革をするのか、私は一番知りたいことでした。
市の職員が、ある意味犠牲になったのですから、その苦しみ・痛みを市長は何処まで感じているのかが試されているのです。

しかし、あー、情けないことに、まだ「市内業者を守る」と言う言葉がこの期に及んでも発せられました。以下は18日のやり取りです。






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