ひろせ明子の市議日記

無所属・無会派。
市議として日常で見たこと・感じたことを綴っています。

浦安市の福祉サービス その43 過誤調整

2012年08月20日 | パーソナル・アシスタンス とも
これまでのやり取りをしていると、市には過誤調整の跡は全くない以上、本当に過誤調整は行われていないのかもしれないと思うようになりました。

と言うことは、県からの指摘などは無視すれば良いわけです。
社会福祉法人の運営上問題が発覚し、改善を求められても、知らぬ存ぜぬを通せば良いわけです。

無視したものが勝ちですか?

調べれば調べるほど、迷路に入って行きます。

しかし、市民から税金の流れのチェックを負託された私としては、「複雑だからお手上げです。調査打ち切ります。」では済まない話。

でも、出口が塞がれてしまったことは事実です。
そこで思いついたのが、国保連の存在。
「国保連と直接やりとした」との課長の説明が閃きました。

もしかしたら国保連に直接聞きに行けば何かヒントを貰えるかもしれない。
8月17日(金曜日)正午少し前に、突然に穴川にある国保連の事務所を訪ねました。
穴川インターを降りてすぐの所にあります。
この道はこれまで何十回も来ていましたが、国保連を訪れるために来るのは初めて。
友人に国保連の場所を聞いたとき、ピントは来ませんでした。まさかこれまで良く通っていた道の真横だとは思いもよらず、説明を受けても理解に苦しみました。
「穴川インターを降りたらすぐに左手に曲がる」と教えられ、更に「左に曲がるのを逃すと面倒なことになる」とまで言われていたので、慎重に運転して行きました。
友人のアドバイスがなければ、明らかに私は左折をせず直進し、面倒な結果になっていたでしょう。

全くアポもなしに直接話を聞きに行くことの無礼さは重々承知していましたが、今回の問題での市や県の対応に少なからず私は疑問を持ち始めていましたので、市や県と密接な関係のある国保連に事前に連絡を入れて面会を求めることに不安を抱いていましたので、アポなしで直接聞きに行くことも止む無しと考え実行しました。

はじめて入る国保連事務所。外から見ても立派な建物ですが、真横を数十回も車で走っていたのに全く気づきませんでした。

中に入ったのですが、人影は皆無。
入り口に電話が置いてあり、受話器を取りこちらの用件を伝えると3階に行くようにとの指示が出ました。
エレベーターは、節電の為車椅子使用者以外は使用不可の張り紙があったので、階段で3階に上がりました。

どの部屋もドアーはしっかりと閉まっていて、職員さんたちは一体何処で仕事をしているのか、何も見えません。
ここでも、薄暗い廊下の片隅に電話が一台置いてあるだけです。。
受話器越しにこちらの用件を伝えましたら、暫くして担当職員二名が出てきてくれました。
廊下に立ったまま約30分、この間の事情を説明し、
「県の指導が入ったのに無視できるとはとても思えないので、調べていただきたいので直接来ました。」とお願いしました。

しかし、「市がないと言うのならありません」とのこと。市を完全に信用しています。
市の言うことと県が示したこととではつじつまが合わないからわざわざ国保連にまで出向いたのだと説明しても、「市がないと言う以上国保連にあるわけがありません」の繰り返しです。

ここまで来ると私は完全にお手上げです。

全国の福祉関係の仕事に従事している人に向かって教えてあげますよ~・・・。
障がいのある人に提供したサービス、適当に申請して良いですよ。
万が一、間違いが発覚し訂正を命じられても、そんなものに応じる必要は全くありませんよ・・・。

誰からも咎められませんよ。
貴方の街に運悪くうるさい議員がいて、過誤調整をきちんと行ったかどうかの調査をされても、市も国保連も「そんな事実はない」と言って見逃してくれますよ・・・。


※県から命じられる過誤調整は、市に対して行うものであることは明白です。つまり県の監査は市に直接関係しているのです。
この事例を示しても、市長はじめ議長そして議員の多くは「市の一般質問で取り上げることはできない」と言い切るのでしょうか?
九月議会の一般質問でこの問題を取り上げたら、また恫喝されて終わりなのでしょうか?

来週は一般質問通告です。この問題を取り上げるべきかどうか悩みます。


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