お隣の市川市で発生しました。予定価格は事後公表だったようです。浦安市は現在は事前公表ですが、私が市議になった頃は事後公表でした。事後公表なのに落札率100%が出て、数名の議員が議会で問題視し、数年後に事前公表になりました。しかし、事前公表が本当に良いのか、最近私は疑問を抱き始めました。予定価格を事前公表してしまうから、100%落札者が続出してしまうのです。「続出」に関しては9月議会で問題にする予定です。
※来月の議会でこの事件を取り上げる議員がいると良いのですが・・・。「浦安市は大丈夫なのか?」と。何せ、お隣市川市での事件ですから、地元浦安市を心配するのは当然です。
2024年7月30日 18時19分
千葉県市川市の下水道部の次長が去年市が発注した公共工事の入札で予定価格などを漏らして市内の建設会社に落札させ、その見返りなどとして飲食の接待を受けていたとして収賄などの疑いで警察に逮捕されました。
逮捕されたのは、市川市下水道部の次長の八田一生容疑者(59)で、警察は、30日夕方、市川市役所を捜索しました。
警察によりますと、次長は市が去年発注した汚水管の敷設など下水道に関する3件の公共工事の一般競争入札で予定価格や最低制限価格を漏らして市内の建設会社「武内建設」に落札させ、その見返りなどとしてこの会社の代表取締役から飲食の接待を受けていたとして収賄と官製談合防止法違反の疑いが持たれています。
「武内建設」の代表取締役武内剛容疑者(59)も贈賄などの疑いで逮捕されました。
調べによりますと、接待はことし4月までの1年半ほどにわたって松戸市内の飲食店などで36回行われ25万円相当に上るとみられるということです。
次長は下水道部のナンバー2として予定価格などの秘密事項を事前に知り得る立場だったということです。
調べに対していずれも「間違いありません」と供述し、容疑を認めているということで、警察は詳しいいきさつを調べています。
市川市長「極めて遺憾 心よりおわび申し上げます」
幹部職員が逮捕されたことについて市川市の田中甲市長は「極めて遺憾であり、市民のみなさまに心よりおわびを申し上げます。事実関係を確認しだい、弁護士などで作る第三者委員会の中で事案について厳正に対処するとともに、ほかにもこのような不祥事がないか確認を行い、再発防止を図って信頼回復に向けて全力で取り組む所存です」とコメントしています。
武内建設の役員「事実確認をしている」
千葉県市川市にある武内建設の役員はNHKの取材に対し、「逮捕された代表取締役にはしばらく会えていない状況だった。突然のことで私たちも驚いていて、今、事実を確認している」と話しています。