良く晴れ上がった無風の朝です。
息を吸えば鼻腔が痛くなるほどの冷え込みです。
一面白露の畑地、少し霞む中に朝日を浴びて輝く奥羽山脈の稜線。
散歩コースに咲くコスモスも朝露に塗れて冷たげです。
盛岡市街地での最低気温は2℃、岩洞湖を擁する薮川では-4℃まで下がったと言います。
本日、何処か山を歩いてみるつもりでしたが、やめましたの・・・。
台風一過、その後沿岸北部にある女房の実家から2日間音信が途絶えておりました。
通信が再開されると海岸の沢沿いの実家は濁流に洗われて倒壊状態にあったことが判明。
8年前の津波に耐えたボロ家は今回の山津波によって完全に引導を渡された形となった訳です。
嵐の夜は偶然にもそこに誰も居なかったことが、不幸中の幸いだったと思うべきなのでしょう。
この後は、解体して更地にする予定でして・・・。
秋に空は変わり易く、次第に厚みを増す雨雲であります。
午後からはいつ雨になってもおかしくない空模様です。
裏の緑地、朽ち果てる寸前のフジの切り株にキノコが発生しております。
乾いていたのでクリタケと思いましたが、当地でユキノシタとかアシグロナメコと呼ばれるエノキダケです。
菌床栽培のモヤシ形状のものと同種ですが、天然エノキダケの美味さは全く別物です。
お隣から丁度イモノコを頂戴しましたので、キノコ類ふんだんのイモノコ汁といたしました。
季節は10月中旬、秋の味覚満喫の我が家でございまする。
台風は列島各地に未曽有の被害を齎しながら岩手県をかすめて東の海上に抜けました。
昨夜は轟音を立てて吹き荒ぶ嵐の中、まんじりともせずテレビに噛り付いていたオラでした。
しかし建付けの悪い我があばら家をこれでもかと揺すって大荒れになった最接近の時間帯には、不覚にも夢の中でありました。
朝のうちはまだ残っていた吹き返しの風が止むと、何事もなかったかのような穏やかな秋晴れとなりました。
道端や庭先には枯れ枝などが吹き寄せられ散乱しております。
高空を鳴き交わしながら南下して行く渡り鳥、北東北は再び秋の装いに戻りました。
裏庭に1本だけ植えてあるイチジクですが、今年かなりの豊作のようです。
初夏のころから次々に熟しては、ただただヒヨドリの好餌になっておりまする。
勿体ないような気はしますが、我が家ではこれを食する文化がないので・・・。
台風19号がひたひたと近づいてまいります。
立木を揺する風と強まってきた雨の音が気になりだしますが、最接近は日付が替わってからでしょうか。
関東方面の被害状況が聞こえてくる毎に、近隣のリンゴ農家は戦々恐々の面持ちでおられることでしょう。
オラにできることは何もなく、大きな被害が出ないことをただ祈るのみでありますが。
超大型台風19号の進路が非常に心配されますが、今日現在はまだ陽射しもこぼれる穏やかな天気。
関東地域に居を構える娘夫婦や義妹夫婦は、先の震災を身近に経験しているだけに、既に備えはできていることと思われます。
オラの住む岩手は直撃は避けられそうですが、大きな影響は受ける覚悟はしなければなりません。
襲い来る風雨に備えて家の周囲を見直すことから始めました。
水はけの悪い箇所に溝を掘ります。
屋外に置いてある鉢物や脚立類はできるだけ屋内に取り込みます。
ガソリン、電池、コンロ、ストーブ、その他防災用品の点検も済ませます。
庭の片隅、敷き詰めた小砂利の間から少しだけハタケシメジが発生。
地力が衰えた昨今は、かつてのような大きな株立ちが10個以上も出現することはなくなりましたが、それでも毎年姿を見せてくれる愛らしいキノコであります。
早朝の岩手山山頂付近には僅かながら昨日の雪が残っています。
遥か彼方まで見通しのきく透明な大気。
初冬を思わせるような小寒い朝ですが、FFストーブの点火はまだ我慢できそうです。
そのうち陽光が差してきますと、やっぱりまだ暖かい10月の気温。
裏の田圃はまだ刈り取りが済んでおりませんで、爽やかな風に揺れる明るい黄金波。
その畔には野鳥の糞による実生から育ったと思われるアキグミが10粒ほど実を着けております。
こんな素晴らしい秋晴れの中、家の周りをウロウロして過ごすのは実に勿体ない訳で・・・。
台風を警戒するあまりに山歩きのチャンスを失ってしまったオラでありまする。
雨は上がりましたが雲が多く風の強い日です。
今朝方の岩手山には初冠雪が見られたらしいのですが、山頂付近はたちまち雪雲の中。
気づくのが遅く残念ながら見逃してしまったオラであります。
道端に遅れて咲きだしたヒガンバナも既に見頃を過ぎております。
孫娘は小学校最後の持久走大会。
小寒い風が止まぬ中、応援に出かけましたが本人は出走せず爺婆は空戻り。
近頃引き籠り気味でちょっと心配な彼女であります。
二十四節気寒露は小雨降る冷たい一日。
雨は午後には小康状態となって、時折雲間から陽射しがこぼれます。
しかし気温は日増しに低下してますから、部屋にいても足元が冷えます。
FFストーブにはまだ早いようですから、取り敢えずカーペットに通電します。
秋をゆっくり楽しむ間もなく、北国はもう暖房が必要になっています。
小雨に濡れた隣地境のムラサキシキブがいい色合いを見せています。
曇り空、肌寒い一日です。
台風18号崩れの低気圧では川は僅かに増水しただけでした。
それでも中上流部に留まっていた野アユが産卵場へと落ちて行くには充分な状況でした。
あとは滞りなく世代交代が行われて、大量の流下仔魚が無事に海へ到達することを願うオラ。
次回台風接近は週明けの19号、産卵床を押し流す大増水のないことを祈るばかりです。
次にアユの姿が見られるのは来春の遡上期、まだ6ヶ月以上もありますが、来季こそは昔懐かしいアユ釣り天国の復活がありそうな気がしてならないオラであります。
散歩道の脇に突如として花を咲かせるイヌサフラン。
春にギョウジャニンニクに似た葉を出しますが、やがて消滅休眠します。
そして10月ごろクロッカスに似た蕾をもたげて美しい花を咲かせる不思議な生態を持つ球根植物です。
何やら強い毒を持つそうですが・・・。
このところの雨と朝晩の気温低下で、いつもの散歩道脇にテングタケ(毒菌)が発生していました。
これから様々のものが発生してくるのでしょうか、次は何が出てくるのか少し楽しみではあります。
少し強めの風が吹いていても、日中の気温はやはり高めに推移しています。
岩手山山頂には雲が纏わりついていますが、まだ雪が来るほどではなさそうです。
しかしあと何日もしないうちに初冠雪は見られることでしょう。
風が強いせいでしょうか、昼前の時間帯では南下する渡り鳥の確認はできませんでした。
特に強い風が吹くでも大量の雨が降るでもなく、台風崩れの低気圧は遠ざかりました。
日中は陽射しの出る場面もありましたがまだ雲の多い一日。
庭の片隅に蔓なしのアサガオが数輪咲いております。
これっていつも今頃咲くんだったでしょうか。
今年はやっぱり季節感が例年と違います。
キノコ採りの名人たちは山には毒キノコさえ発生していないと口を揃えて嘆いています。
夏の間の少雨に起因するものか、発生時期がきても気温の低下がないことが原因なのか首を傾げるばかり。
単に遅れているだけならいいのですが・・・。
サンマ不漁の原因とて解っていないし、昨今の自然界は異常なことばかりです。
台風18号崩れの低気圧の影響で朝から雨模様。
この後風雨が強まったりしながら今夜半まで愚図つく予報です。
次の晴天は明後日、山岳方面の紅葉はもう終わってしまうかもしれません。
爺様の山歩き、この秋はもう一度だけ行きたいものですが・・・。
今度は北上高地の何処かをキノコを探しながら歩いてみようかとも。
天候は下り坂、いつ雨が降り出してもおかしくない空模様。
秋晴れだった昨日に比べると気温も6~7度は低そうです。
気になるのは台風ですが、列島上陸のタイミングを虎視眈々うかがっているのでしょうか、午後3時現在は不気味な静けさでありますぞ。
孫娘の好きな庭先のヤマブドウはだいぶ甘みが乗ってきました。
他花受粉が基本のヤマブドウ、相方のもう一方が花を着けず、実着きはあまり芳しくはありませぬ。
来年はきっといい状態になるはずです。
それにしても猫の額の庭先は、蔓性果樹だらけで・・・。
手入れをしないと頭上はすぐにジャングル状態になりますが、これがまた結構楽しいものでして。
台風18号が日本海側から接近中です 。
今を盛りの錦織りなす山の紅葉に被害が及ばぬかと心配するオラであります。
そんなことを考えているうちに、無性に山歩きがしたくなって出かけてしまいました。
準備する時間がなかったので、軽装で歩ける山、八幡平にしました。
そう言えば登山者がクマに襲われたって言ってたな、なんて思いながらアスピーテラインを走行。
茶臼岳登山口に近づく辺りで前を走っていたクルマが突然スピードダウン。
前方を見ると、ク、クマが舗装路を歩いて左側の笹藪に消えるところでした。
オラはここから入山するつもりでありましたが、急遽取り止めて登山者の多い頂上コースに変更です。
なんともズグなしのオラであります。