12-08-05（日） オトリ途絶える

連日の猛暑に我が家の生簀はぬるめの露天風呂。
一日２回の水換えをしても水温が上がり過ぎ、日に日にアユが数を減らす。
午後にはとうとう１尾だけになってしまった。
解禁以来つないできたオトリが途切れる大ピンチ、14：30、堪らず雫石川へ緊急出動。
先ずは放流区間の最上流部を覗いてみるも、先行者の竿の上がる気配がなく下流へ。

新しいハミ跡皆無のザラ瀬、解禁直後からのお祭り騒ぎは終わり、釣れば釣っただけ魚影希薄となる全放流河川は、既に釣れない川と名を変えて週末釣り師の数もまばらである。
対岸ヘチで時折ポシャッと跳ねる音がするから、全く居ない訳ではないらしい。
持参の虎の子のオトリは元気度30パーセント。
勝負が早い瀬を選び縦横に攻めるも２時間近く反応がなく、オトリはもう虫の息。
一旦諦めかけたが、これが最後と１号の鼻オモリを着けて石裏の白泡へブチ込む。
奇跡的に良型が掛かって安堵するも、この22センチは今ひとつ動きが悪い。
弱い流れにもズルズルと後ずさりする根性なしであった。
結局最後まで友達を連れてくることはなく、１時間後には力尽きた。

とうとう途絶えてしまった我が家のオトリ。
この後は夜間の気温が低下するまで、再開は暫し見合わせることにしたい・・・。