09:00、息子にソリを曳かせて小石川に来ているけど、全く釣れないので場所移動したいが何処がいいかとの電話。
道具には無駄に金をかけているのに、オラと同じ頑固な自己流なだけに釣果はさっぱりの御仁。
一昨年のアユの頃、初めてご一緒した時には、彼のフケ具合からオラよりも先輩だと思い丁寧に対応しておりましたが、その後オラよりも4つも下だと解ってからは、いろいろな釣りに何度か誘われてもムゲに断っておりましたの。
その御仁、今年のワカサギ解禁日に何を間違えたのか60匹も釣ってしまってからと言うものは、執拗にオラとの同行を求めてまいります。
この辺で一度は顔を出しとかないと何を言われるか知れないので緊急出動とは相成りました。
何しろオラはご近所では釣り名人で通っているもので・・・、仲間内では何を釣らせても一番下手糞なのに。
10:30の小石川、もうソリを曳いて奥から戻ってくる釣り人もちらほら。
監視人に聞けば、今日は最悪の状況で何方もさっぱり釣れてないと言います。
待ちくたびれていたかの御仁たちと合流したオラは、奥地へ伸びる幹線道路の近くの水深10mに試掘穴。
10数発穿孔して様子を見るもワカサギは全く影も形もない酷い状況。
それでも我慢して誘いをかけていれば寄ってくるからと殆ど確証のない指示を出し、ほんの僅かサカナの出入りが見止められたポイントにテントを設営。
オラは下手糞加減がバレるのを恐れ一切釣り道具は出さず、あーだこーだと脇から指示するのみ。
開始からやや1時間経過、一瞬バラバラと群れが入ってきてヤツラのリールがウニウニする。
短時間で30匹ほどを獲り込んで、オラの面目躍如。
長居していてはオラの実力がバレるので、ヤツラが喜んでいる隙に帰途についたのでした。
盛岡市内が12℃になった今日、岩洞湖も6℃ぐらいにはなったかも。
小石川は締まっていた幹線道路も緩み、2段氷の上層が融けてズボビチャ、駐車場も赤土がむき出しの状態。
もう一度冷え込みがきて、再結氷してくれないとオラの次回釣行は厳しいなぁ。