カエデの梢が微かに色付いて、ほんの少しだけ秋を感じさせてくれる公園グランドである。
高曇り、時折現れる強い陽射しに照り返しが厳しい。
真夏日とはなったものの、木陰を抜けてくる風が実に気持ちいい。
午前中幼稚園の運動会、午後集落の集まりと滅多にないことだが今日のオラはなかなか忙しい。
今朝から北東北入りしている鮎中軍団が気になるも、なんとも動きがとれず悔しい思いをした。
昼時間に30分ほど抜け出して、テン場候補地や近隣のバンガローを確認しに行くも、結局オラは彼らの為には何の役にも立たないまま、日没となってしまった。
この時期の北東北、もはや一日とは言えないほどの速度でアユは移動してしまうものらしい。
北上川盛岡エリアはもう終わりなのであろう、彼らの挑戦は惨敗に終わったらしく、今夜仮眠をとった後、明朝米代へ向かうと連絡が入った。