裏の水稲が随分黄色くなった。
ブドウが色付きカキの実が肥大、庭のキーウィも立派な大きさに。
昨日の閉伊川のアユも雌雄の特徴がはっきりし、既に片腹が入っている。
夕方になってもあの煩いセミの声は殆んど聞こえず、目立ち始めたアキアカネの姿。
夜明けも日暮れも確実に変化して、季節は暦通りに進んでいる。
8月もあと2日を残すのみで秋は直ぐそこまで来ているのに、この暑さはいったいいつまでつづくのか。
鉢植えの草花はしおれ、大量の水遣りで蘇生する繰り返し。
枯れ上がりが目立つ家庭菜園では、いつになく収穫はごく僅か。
それでもほんの少しだけ涼しさが感じられる夕方、耳の奥に沁み入る秋の虫の音を聞く。